ママチャリのローラーブレーキにグリスを入れてもらった

2025-02-06

自転車

都内暮らしも早いもので半年が経過しました。

さて、筆者は大学時代にシルバー人材センターが8000円かそこらで売っていた、放置自転車の修理品のPanasonic軽快車の中古ママチャリにかれこれ10年近く乗っています。買った時点で相当年季が入っていましたから、何年物かは不明です。

このママチャリ、後輪ブレーキがローラーブレーキなんですね。ママチャリの後輪ブレーキは3種類あり、バンドブレーキ・サーボブレーキ・ローラーブレーキです。

このうちドンキとかホムセンで売ってるやっすいチャリについてるのがバンドブレーキ。制動力は高いですが、キィキィという高く大きな音が鳴ります。そしてこの音は「仕様です」。消す方法はサーボブレーキというものに交換するしかありません。

一方ローラーブレーキは電動アシスト付き自転車などについており、グリスが切れるとギィギィギィ~~~!!!という音を立てます。バンドブレーキの甲高い音とはまた違う、不快な音です。

これの改善方法はSHIMANOの専用グリスを入れるだけです。


ただこのグリス、100gで1800円~2000円程度で買えるんですが、1回の使用量が5g程度とのこと。メーカー推奨でも1年に1回程度でよいので、単純計算で20年分です。そんなに要りません。

その上、色々調べたところによると、どうやらこのグリスの先端をローラーブレーキの注ぎ口に入れるのにたいそう苦労するらしいです。

ということで、自転車屋さんに「グリス入れてちょ」とお願いするのが最もお手軽ということで、今日の夕方行ってきました。


サイクルベースあさひでは550円とのことでしたが、今回お願いした地域密着型のお店では何と330円(税込)でした。やすぅい!

見たところワンオペに近い感じだったので、人件費がかかっていないからなんですかね。それにしても安い……。


で、ローラーブレーキの仕組み上、実は「音が鳴るグリス切れ」の方が「音が鳴らないグリス充足」より、ブレーキの利きが良い(=メーカーが期待している挙動の方が、制動力が低い)のです!

(ただし、それは金属同士がこすれ合っている故の高制動力なので、その状態を放置しているとやがて壊れる)

帰り道の下り坂で試したところ、確かにまったく音鳴りはしません。

ただし、制動力は3割、いやそれ以上落ちている印象です。ロードバイクの油圧ディスクに慣れた身からすると心もとないですが、そんなに重い荷物を持っているわけでも子どもを乗せているわけでも、はたまた横浜や横須賀や文京区や港区のような急坂まみれのところに住んでいるわけでもないので、これでいいのです。

自己紹介

Japan
sakurabar(さくらば)。1993年生まれ。修士(教育学)→中小企業でパソコンをいじる日々。ねこがすき。 お問い合わせはsakurabar0701あっとまあくgmail.comまで。 Twitter(@sakurabarss)のDMでも同じアドレスに通知が行きます。

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