SHIMANO BR-5800を外して錆取りした

2022-05-01

自転車

自転車ネタです。

新しいロードバイクを購入して1か月が経ち、土日に限らず平日の朝も乗り回しています。


今日も朝駆けと称して栃木県まで行ってきてしまいました。写真は桐生足利藤岡自転車道(渡良瀬川サイクリングロード)から撮った足利赤十字病院です。子どもの頃はここはまだ足利競馬場という地方競馬がありました。


さて、ということで東京宅のベランダに放置していたロードバイクを処分することになりました。とはいえ使えるパーツは外して、後輩たちに寄付するなり売っぱらうなりしようかと思っていましたが、使えそうなパーツがSPD-SLペダルとブレーキくらいしかありません。

ペダルはペダルレンチを使って何とか外せましたが、ブレーキは六角レンチだけでは外せず、ワイヤーカッターかそれに類するものが無いと、ブレーキワイヤーを切る必要があるので外せません。

本当はこういうワイヤーカッターがあると良いのです。大学の自転車部時代も、部室のワイヤーカッターを使って整備していましたが、あいにくAmazonが間に合わず。(ブレーキを外したのは4/20の話です。記事を書いてるヒマが無かったw)

仕方がなく近所のホムセンで安いニッパーを買って、ブレーキワイヤー切りに挑戦です。

……全然切れね~w

極端な話、ワイヤーの端についている留め具が外せれば良いのですが、強く圧着されているので、留め具の根元を切る必要があります。

ところがブレーキワイヤーというのは、細い金属線がねじり合わせてあるものですから、ニッパーではなかなか切れません。結局、ねじりの反対側にブレーキワイヤーを回して少しほどけた状態にして、ブチブチブチ、と切りました。

あとは5mmの六角レンチで前輪・後輪ともにブレーキを外すだけです。


ブレーキシューも外してバラバラにした状態です。ねじやナットやそのほか部品がところどころ錆びているのが分かります。

さすがに錆びた状態で人に託すのもよろしくないですし、錆取りをしていきます。

まずは汚れを水で流します。ブレーキシューのシュー部分は水洗いをして、水気を取っておきます。


ここで錆取りに使うのが、クエン酸です。こういうクエン酸100%のものを使用します。100均のは混ぜ物が入っているらしいので、避けるのが吉です。

クエン酸は錆取りに限らず、部屋の掃除や湯沸かしポットのカルキ取りにもつかえるので、重曹と合わせておうちに常備しておくとよろしいでしょう。

さて、ブレーキのパーツの汚れを落としたら、40℃くらいのお湯を、ブレーキのパーツが全て浸かるくらいまで入れます。

ここにクエン酸を入れていきます。結構多めに入れて、飽和する(よくかき混ぜても粉末が少し残るくらい?)程度でOKです。お湯なので水よりもよく溶けます。

あとはこれを一晩放置しておくだけです。

すると……?

あら不思議、錆がきれいさっぱり落ちています。水が黄色く濁ったあたりが目安です。

錆びの部分だけ中和反応と酸化還元反応で落としてくれるのです。

あとはクエン酸が残らないようにしっかり水で洗い流して、キッチンペーパーやウエスで水気をよくふき取って、乾燥させます。

仕上げに金属部分にオイルを塗布して完成です。これで出来上がりです。


さて、ところでこれをまた組み立てる作業が残ってるんですよね……。これはGW明けの楽しみに取っておきましょう。

自己紹介

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sakurabar(さくらば)。1993年生まれ。修士(教育学)→中小企業でパソコンをいじる日々。ねこがすき。 お問い合わせはsakurabar0701あっとまあくgmail.comまで。 Twitter(@sakurabarss)のDMでも同じアドレスに通知が行きます。

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