大洗とつくばに行った話

 「大」つながりでとかそういう意図は全くありませんが、「大宮に行った話」で会ったTくんと、一年半ぶりに大洗に行ってきました。

朝7時半集合ということで5時半起きです。ねむい、眠すぎる。

特急と宇都宮線で大宮に向かい、そこからレンタカーで一路首都高→外環→常磐道→北関東道で大洗へ。鹿島臨海鉄道の高架が見えると、二人で「帰ってきた～！ｗ」となりました。

町営駐車場に車を停め、サザコーヒーへ。開店凸してマリー様のモンブランケーキ（ドリンクセットで1500円）を食しました。劇場版最終章第一話（ちなみに私は安押派）でマリー様が召し上がっているもので、ここ大洗と水戸駅前店でのみ販売しています。公開当時はそれこそ整理券争奪戦だったのですが、さすがに2022年5月ともなると、余裕で購入できました。

まあ見た目の通り、普通のケーキ2ピース分のサイズがあり、しかも下に行けば行くほど甘くなります。私はモンブランがケーキの中ではそこそこ好きなほうであり、そして茨城県は栗の名産地ということもあっておいしく頂いたのですが、思った以上に甘さが胃腸に与えるダメージが大きかったらしく、私もTくんもこの後なんどもお手洗いに駆け込むことになりました……。もう二人とも若くないんやな

実を言うと、これが今日のハイライトで、これと後述のひもの購入で今日の目的はほとんど達成されてしまいました。

本当は潮騒の湯に行きたかったのですが、Tくんが「前回は風呂入ったら眠くなってしまった」ということで、スキップです。

次は車を走らせ大洗磯前神社へ。参拝して石段を下りて、波打ち際で太平洋を感じた後に、Tくんが「礫が多いね～（彼の専門分野です）」とか言ってました。そして大鳥居の向こうのひもの屋さんでひものを爆買いしました。ここ、本当に頭がおかしいのではないか？というくらい安くてうまいのです。小田原や熱海の半値くらいでは？と思います。

車を町営駐車場にもどして、商店街を練り歩いて、例の揚げ物屋で串カツを喰い、まいわい市場で商品を物色して、大洗はここまで。

昼食を食うまでに胃が回復せず、下道でつくばに向かいます。6国は眠くなりますね、道が単調なので。筑波山が見えると、お互い部活で数えきれないくらい走ったりんりんロードが見て「おおお！」となりました。筑波山口で100キロウォークなるものをやっており、ここで車を停めかりんとう饅頭と製麺所で麺を買いました。

車を筑波山神社の近くに停め、参拝。眺めは相変わらず良いです。Tくんが「自転車でここまでは散々来ているのに、山頂って行ったことないんだよね……」という話をしていましたが、時間が無くスキップ。

（以下、つくばトークです。私もTくんの関係性は、筑波大の部活の同期です）

筑波山を降りて東大通りを爆走すると、一の矢の懐かしい交差点。二人で「割烹一の矢まだ残ってるんかい！ｗ」となりました。懐かしのケバブ屋で小腹を満たそうと思ったら、まさかの改修中。その近所（天2（あまに、と読みます。つくば市天久保2丁目））の私の学生時代のアパートを見つけ、何も変わっておらん、と詠嘆。

その後ループ（大学の外周部の道路）を回り、学生たちを見て「かつてのおれらがいっぱいおるなあ」と再び詠嘆したあと、裏天3（うらあまさん、と読みます。つくば市天久保3丁目の、ループから西側の部分）から春4（かすよん、と読みます。つくば市春日4丁目）に抜けて、Tくんの学生時代のアパートを見つけ、借りた当時の秘話を話してくれました。

その後国土地理院の前から研究学園に抜けて、学園の森の発展ぶりに絶句したり（本当に警察署が移転してる！（茨城県らしい建物と立地だ））、わざわざ茨城まで来たのにケンタッキーで夕飯を食ったりしました。

帰りは常磐道で来た道を戻ります。常磐道の流山あたりで混雑し、外環に入ると三郷から川口JCTまでずっと渋滞でした。真っ暗になる前に帰ってきて良かったですね。

Tくんとは学生時代はそこまで親密ではなかったのですが、みんな散り散りになってしまったこともあってか、比較的近くに住んでいる関係もあってからこうして遊ぶことがあります。

Tくんは某重要施設を建設するまさしく実業、方や私は「手にも取れない、目でも見られない、PCのモニタ越しにしかわからない概念」を作り出す虚業オブ虚業。

ところが消費性向は私が蓄財を良しとする吝嗇家な反面、Tくんはクレカの銀行口座残高不足を毎月心配する散財家。

音楽の趣味もTくんは渋谷のレコード店の裏に住んでみたいと熱弁する渋谷系サウンド好き、オザケンマニア。方や私はインストとクラシックしか勝たん！ｗとか言っている人です。

表面的な趣味嗜好が似ていることが友人の要件ではないのだな、と思います。