湯シャン20ヶ月経過

2023-08-28

生活

2022年1月から湯シャンをはじめて、20ヶ月ほど経過しました。

合わせて、ボディソープも利用をやめ、石けんを必要な時に使う、という感じになっています。

結果から書くと、洗い過ぎだった髪や皮膚がだいぶマシになってきて、髪はフケの量が減少し髪が太くなり、皮膚はじんましんがゼロとまでは行きませんが、特に冬季の乾燥肌がかなり軽快しました。

湯シャンは向き不向きがある

湯シャンについて検索すると、「経皮毒」なるものが出てきており「それはちょっと無理があるのでは?」という感想ですが、その経皮毒はおかしいことを根拠に湯シャンを全て否定しているお医者さんもおり、「現象の表面しか見えてないとこうなるのかな」という印象です。意図的にやっているのでしょうけど。

湯シャンは医者によって肯定派・否定派がいます。私はシャンプーを使わない、という発想がそもそも無かったのですが、肯定派の意見を読んで納得して、湯シャンに挑戦して、成功した、という形です。

湯シャンには向き不向きがあります。まず、体質があります。乾燥肌傾向なら成功しやすいですが、その対極の脂性肌傾向の場合は、髪がベトベトになって臭いもすごいことになるので失敗するでしょう。

また、その人のライフスタイルにも依存します。

例えば私の場合、繰り返し記事で書いている通り引きこもりサラリーマンですから、そもそも汗をかくことがあまりありませんし、粉塵や機械油や煙がつくこともありません。

こういう人に湯シャンは向いています。汚れが付かないのですから、そもそもシャンプー・コンディショナーは「汚れていないのに皮脂を落として、潤いを補充している」ということになります。

一方、頻繁に汗をかく人、粉塵や機械油や煙がよく付着する人には、湯シャンは合いません。私も激しい運動をして、身体中汗がかわいたものでジャリジャリになった時はちゃんとシャンプーリンスを使います。

石けんもあまり使わない

石けんについては、今や皮膚科のコンセンサスとして「みんな洗い過ぎだってば」ということになっています。ちょっと検索してもこんな記事で、「身体の汚れの7割はお湯だけで落ちる」と皮膚科専門医が書いています。

私もこの記事にある通り、脇や足の指や耳の後ろは石けんを使いますが、それ以外の箇所はお湯でよく温まってふやかして汚れを落としている、という形です。

湯シャンのメリット・デメリット

メリットがデメリットを上回らなかったらそもそも世の中の常識から外れる必要がありませんから、メリットが多めになります。

まず、メリット。

「シャンプー代・リンス代・石けん代が浮く」→年間数千円浮きます。

「したがって、バックパック旅行にシャンプー・リンス・石けんを持って行かなくて済む」

「銭湯やサウナでも、髪や身体を洗う時間が大幅に減るので、その分お風呂やサウナを楽しめる」

「浴槽が石けんカスで汚れにくくなる」→とはいえ皮脂は飛んでいるので、洗う必要はありますが、多少楽になりました。

「髪が太くなった、ボリュームが増した」→今までは必要な皮脂も落としていたんですね。

「じんましんが軽快した」

デメリットは、

「導入初期は髪が痒くてべとべとになり仕方ない」

「上手くやらないと匂いがひどい」→おそらく湯シャン一番のデメリットがこちらです。対策方法は、

  • しっかりとお湯で皮脂を流すイメージ
  • 髪が生乾きだと雑菌が繁殖しやすいのでしっかりかわかす

あたりでしょうか。

また、そもそも定期的にシャンプーを使っている人は、髪を守るための分泌液が著しく出ていることが考えられます。

イメージとしては、髪を守るのに10の皮脂が出ていて、それをシャンプーで7取り去ってしまっているので、皮脂が本来10出すだけでいいところを17出してしまっている。で、突然シャンプーを辞めると皮脂を17出し続けているので、よりべとべとになりやすい、といったところでしょうか。

参考図書はこちら。入浴が悪という時代があったんですねえ。

自己紹介

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sakurabar(さくらば)。1993年生まれ。修士(教育学)→中小企業でパソコンをいじる日々。ねこがすき。 お問い合わせはsakurabar0701あっとまあくgmail.comまで。 Twitter(@sakurabarss)のDMでも同じアドレスに通知が行きます。

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