自宅の修繕工事

2023-10-20

生活

あれよあれよとグンマー宅が修繕工事と相成りました。私が当地に転居してきて23年、そろそろ色々なところにガタが出てくるということで、外壁工事やら倉庫の屋根の張替えをやることになりました。思えば去年に1階のウォシュレットも交換してるし、庭のウッドデッキも大学時代に帰省したら消えてたし、新築当時と比べると様々なところが変わってきています。

で、施主である父から色々聞いたのですが、「やっぱり持ち家は戸建てに限るな」ということを強く思いました。

私が分譲マンション、もっと言えば区分所有に強い疑念を持っているのは父の影響が強く、今日もそんな話をしました。

「近所づきあいなどの面倒ごとをできるだけ避けたい人たちが、区分所有で最も近所づきあいでもめる自宅を買い求めるのが皮肉だね」と父は言っていました。

戸建ての自宅なら、隣人リスクはある一方、自分の全責任で増改築もありだし、先立つものがなかったら「ない袖は振れんねん」とすることもできます。

でも、区分所有のマンションでは、そうもいきません。自分が補修したいのに理事会がそれを許さなかったら補修もできませんし、逆に補修したくなくても理事会で決まったら補修ルートです。

区分所有法自体がそもそも欠陥では? というのは朝日新聞取材班『朽ちるマンション 老いる住民』や野澤千絵『老いた家 衰えぬ街 住まいを終活する』やその他類書を読んでいると、しみじみ思うことです。

私の豆腐メンタルではおそらく生涯住宅ローンを組むことは無いのでしょうけど、たとえ組めたとしても郊外に戸建てを購入するとか、あるいは一生賃貸(週刊CHINTAIのリズムで)ルートなので、ようやるなあ、と思っています。

死ぬまで売り抜け続ける空中移動族とかいますけど、どれだけの人にそれができるのでしょうか。不動産はミスると一発で人生が積むので、たとえ大家さんの儲け分を肩代わりするとはいえ、過度なリスクは取りたくないですね。

「マイホーム購入は不動産投資」という観点が得られただけでも、投資の勉強や簿記の勉強をしたメリットがあったなあ、と思います。バランスシートの概念知らないでマイホーム買えるのやべーな、という気持ちです。

自己紹介

Japan
sakurabar(さくらば)。1993年生まれ。修士(教育学)→中小企業でパソコンをいじる日々。ねこがすき。 お問い合わせはsakurabar0701あっとまあくgmail.comまで。 Twitter(@sakurabarss)のDMでも同じアドレスに通知が行きます。

このブログを検索

ブログ アーカイブ

カテゴリ

QooQ