30になってこんなことを書くと、人生の先輩諸賢から「何をまだまだ」というコメントを頂くと思うのですが、自分のことより両親に感じるところです。
そりゃ人間順当に歳を取るから、当たり前ではあるものの、それでも2021年5月から2年半住んでいると、両親の老化を感じます。
母は私が幼いころから、祖母と同じく「歯はいいんだよね」みたいな話をしていたのですが、ここ数年歯の具合が悪く、ついに一部入れ歯を導入することになってしまいました。
おかげで食事は作るけど自分では食べられず、もっぱらお粥・カップラーメン・清涼飲料水でカロリーを摂取する、という感じでした。今日、手術をしたのでさっそく好物の寿司を買って行ったら喜んでいました。
父ももう定年後の世界、母もそうですがどちらも糖質の過剰摂取で体重がひどいことになっています。170cmの父と183cmの私の体重が変わらない、というのがひどさを物語ります。普通に肥満ですね。
そりゃ仕事がデスクワーク中心で、当地に引っ越してきてから20年間ずっと自転車→電車→徒歩or自転車で通勤していた人が、自動車通勤になって、食事も3食がっつり食べて、なおかつ食後に毎日飲酒&スーパーカップ1つ&アイス数本でゴロゴロソファにいたら、太りますって。
その父が、老人によくある「腰が痛い」「膝が痛い」ということを訴えており、「老化もあるけど肥満では?」と言っておきました。
肥満の原因は脂質の過剰摂取ではなく、糖質過剰摂取一択です。だから炭水化物を偏愛するマツコ・デラックスはあの体格なのです。
大学時代の私も糖質過剰摂取(1日300g以上取っていたかもしれない)でしたが、それで太らなかったのは、単純に運動部で運動量が多かったのと、移動手段が自転車と徒歩のみで車に乗っていなかった&消化器がいかれてたので吸収できていなかった、からですね。
老化を感じるのは身体だけではなく、精神や運動能力もです。
父の運転はかなりうまい方だと思っていましたが、最近は劣化が著しく、駐車する時に車をまっすぐ止められなくなってきています。助手席に乗ってもヒヤッとすることが多いです。もっとも、弟の車に乗る方がひやひやすることが多く、右折レーンの先頭なのにウインカーをなかなか出さなかったりとか、交差点で進路変更しようとしたりとかです。
母も立ち上がるときに、カラダが重いからか「よっこらせ」という感じになっています。
でも、自分のことを考えても、ここ2年半はろくに人と会っていませんし、そもそも仕事でも書き言葉:話し言葉=99:1くらいなので、大学生・大学院生の頃と比べて、コミュニケーション能力が格段に落ちました。人間って話さないと確実におかしくなっていって、声の出し方すら忘れるんですね。
また、リモートワーカー特有の体力の低下があり、自分もしゃがんだり立ち上がったりするときに「よっこらせ」という感じになっています。もっとも、一昨年のように、もっとひどい時期は、本屋でしゃがんだだけで立ちくらみ、という惨状でしたから、それに比べたら幾分ましになっているのだと思います。
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