始業前に日課ならぬ週課の買い出しに行きながら、ふと「あれ?おれってもしかして割とゲーマーなのでは?」と思いました。
ゲーム遍歴
思えば家にPCが来た小学2年生の頃から、かれこれ20年間はゲームをよくやっています。携帯ゲーム機をろくに買ってくれない家だったので、その反動でPCゲームをやりまくっていました。そのせいでパソコンに習熟してしまい、2chとかTwitterとかにはまり込んでしまったわけで、最初からニンテンドーDSとかPSPが買い与えられた家庭だったら、また別の人生があったのかな、と想像します。
小学生の頃はゲームキューブや友達の家で64やゲームボーイカラーをやりまくっていました。中学生になるとゲームボーイはDSになり、PCゲームに耽溺するようになります。信長の野望と太閤立志伝3/5をやりこんでいました。今思えばあの情熱がどこから来たのか謎です。それ以外に、Vectorで配布されていたRPGツクール製のフリーゲームにもハマっていました。
高校生になるとゲーム熱は冷めました。相変わらず上記のものをやっていました。が、それ以上に読書やら2chやらブログやらネットサーフィンにはまり込んでいたのでした。
大学生の頃から就職後までは、Ingressという位置情報ゲームにドはまりします。特に大学4年の頃のハマり具合はやばかったですね。もはや執着というかIngress狂いというレベルでした。だって、Ingressのために大学があった茨城県から東京まで何度往復してんだよ!リアル課金は10万円では効かないでしょう(こわくて計算していない)。バイト代のかなりをつくばエクスプレスに課金している自信があります。
過去形で書いているのは、今は世界情勢のためか気軽な外出がためらわれる(人とすれ違うにも気を使わないといけない)というのもありますが、本当にやる気が全く起きず、気が向いたらスキャナを起動してミッションを散歩/サイクリングがてらポチポチする、という程度だからです。それ以外にもまあ、あまり大きな声では言えないゲームもやりこんでいるわけですが、これは触れないでおきましょう。
今やっているのはグランブルーファンタジーとテクテクライフです。テクテクライフはとなりぬりがメインで、朝と夜の2回起動して塗るだけです。テク×4のようにまたサービス終了するのが先か、それとも私がいまとなりぬりしている奈良県を塗り終わるのが先か、といったところです。
グラブルは朝と夜合わせて2~3時間ぐらいですし、休日だとそれこそ終日素材堀りとかやってることがあります。というとかなりのゲーマーだなあ、と思います。
ちなみに同じ屋根の下で育った弟くんは私以上にひどく、携帯ゲーム機を買ってもらえなかった反動からか、今ではPSPを複数台所持し、高校・大学時代はCivilizationシリーズやVictoriaシリーズ、そしてHoIに数千時間をつぎ込んでいました。本当によくストレートで卒業できたよな、と身内ながら思います。高校時代とかマジで4時起きで8時までゲームして学校に行って、部活でくたくたになって帰ってきてゲームして寝る、みたいな生活だったようです。よく現役で公立大学に引っかかったと思います。まあセンター後から国立前期まで毎日2chのやる夫まとめスレばかり見ていた人間に言われたくないと思いますが
ソシャゲ批判への対抗
大学時代はガチャに対する批判とか、あとはサービス終了したら消えてしまうものに何万もつぎ込むのはおかしいのでは?みたいな旧来的な考え方に乗っていました。
ですが、最近思うのは、「データでも現物でも、どちらもあの世には持っていけない。みんな最後には手放すのだし、モノ消費より体験消費というのはある意味理にかなっているのでは?」ということです。
「手に取れないものに対してお金を払うなんて」という批判に対しては、例えばライブコンサートに対して数万も払うのはおかしい、ということになります。それに、ソシャゲはスクショを取ればよい話ですから、サービスが終了しても思い出を振り返ることができます。戦闘シーンだって録画しておけば良いだけですからね。
その写真も録画も、現代では手に取って触れることは稀。これらも所詮データに過ぎず、いつかは情報が劣化して失われるわけですが、それはソシャゲに限らず、スマホにべったりと依存しきっている現代人だったらみんなそうです。今の10代の子は、「かつて、写真というのは撮れる枚数に制限があって、現像して実体化させるのにも金が要った。しかも、それは個人ではできずに、写真屋さんというところにフィルム?というものを持って行ってやっていた。もちろん、インスタやTwitterやLINEに投稿なんてなかったし、そもそもそんなサービスは無かったというか、そもそも個人でインターネットを利用している人間なんてのはレア、更に個人HPなんて持っているのはレア中のレア」だった、な~んて知るはずもないわけで、私も年寄りの仲間入りなんだな、なんてことを、ある作家の2001年の日記を読みながら思いました。ゲームというよりは現代人のネット環境とか写真とかの話になっちゃいましたね。
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