身近にある人生の終幕の話

2022-11-06

雑記

詳しく書くと個人を特定される可能性があるのでフェイクを交えて書きます。

グンマー宅の裏に長年住んでいるおじいさんが、先日こと切れていたそうです。先週家の近くにパトカーが来ていたので、何かご近所トラブルか何かかな?と思ったのですが、今日家に帰ったら事の顛末を家族から聞きました。

特に去年の夏は毎日毎日ワイドショーを爆音で流していて、本当に辟易していました。耳が遠くなっているせいもあったのでしょうか、電話の声も大声で丸聞こえでした。

おじいさんは長年一人暮らしで、近親者はなく甥っ子が遠く東京に住んでいるのみとのことで。先日買い物に行ったっきり連絡が取れなくなっていて、近所の人が家を訪ねたところ鍵がかかっていて、それで不審に思い警察と大家さんに電話。立会いの下鍵を開けたところ、もう、といったところのようでした。

21世紀に無数に見られる孤独死のひとつが家の裏で気づかれずに行われていると思うと、何とも言えない気持ちになります。このように、「孤独死」「独居死」はありふれているのですね。

という話を父にしたところ、まあ無数に聞く話であり(彼はそういうのに近しい仕事をしていました)、親類関係が甥っ子くらいなら直葬でおしまい、下手したらお坊さんすら呼ばないかもしれないのではないか、ということでした。もはやお葬式をやるというのは普通ではないのですね。核家族化・世帯数増大のひとつの末路であり、自分もこれになるのだなあ、という気持ちです。

自己紹介

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sakurabar(さくらば)。1993年生まれ。修士(教育学)→中小企業でパソコンをいじる日々。ねこがすき。 お問い合わせはsakurabar0701あっとまあくgmail.comまで。 Twitter(@sakurabarss)のDMでも同じアドレスに通知が行きます。

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