ちょうど2年ほど前、このブログでも書いた通りThinkPadを買いました。
ただ、中古ということもあってか、色々なところにガタが来ていて、ここ数ヶ月はバッテリー駆動で2時間持たない、というありさまでした。
なので、せっかくということでバッテリー交換に挑戦しました。会社では情報システム部員として色々いじくってますからね。とはいえ、プラモが組める小学生ならできる程度のお手軽具合でした。
まず、交換前のバッテリー情報としては、新品時のフル容量が57,020 mWhなのに対し、MAXが28,620 mWhと約半分。CYCLE COUNTも950と、ノートPCの限界ラインが500なのに対しその倍、という酷使っぷりです。使って容量減ってくるとCYCLE COUNTも早くなるんかな、という感想。
購入したバッテリーはAmazonの互換品。World Plusなる業者のもの。
X1 Carbon 5thのバッテリー交換は簡単です。工具も+1ドライバーだけあればOKです。スマホやMacと違って、吸盤も要りません。
まず、裏返して、背面のねじをドライバーで全てゆるめます。すると、裏面と本体の間に隙間ができますから、それをこじ開けます。クリップで引っかけてあるので、バチンと音がするまで開けます。
すると、内部が登場します。赤丸で囲った4か所のねじを緩めて取ります。これはどこかに行かないように取っておきます。
そして、バッテリー上部にあるオレンジ色と青色の線をちぎれないようにうまく外すと、自然とバッテリーが外せるようになります。新しいバッテリーと交換して、今までと逆向きに行います。
それで裏蓋を締めれば完成。10分程度で出来る簡単なお仕事でしたね!
そうはうまくいかないんだなあ
……とはなかなかうまくいってくれないものです。
電源をオンにして……「バッテリが検出されません」……だとぉ!?
Lenovo Vantageでは100%残量なのに「認識されていません」と出るし、なぜ?
「デバイスマネージャ」からドライバを削除して再起動(して自動再インストール)してもだめ、BIOSも最近新しくしたし、となると……
「接触不良かなぁ」
ということで再度シャットダウン。
これまた赤丸で囲った部分がバッテリと基盤の接触部分、コネクタ部が上手くはまっていませんでした。ここを奥まではめて(ちなみにパチン、などと音は特にしません。目分量で)、ねじをまた締めなおして、再度電源を入れます。
やったぜ(歓喜)。無事認識されました。ちなみにこの画面の出し方は、コマンドプロンプトで"powercfg /batteryreport"と入れるだけでHTMLファイルが出力されます。便利ですねえ。
合計約1時間のお仕事。認識されない原因特定にてこずった感じです。
それにしても、ThinkPadはこういうのが男の子ごころをくすぐってとっても楽しいですね。これからもThinkPadを買い続けるでしょう。
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