2022年10月22日(土)開催の筑波秋の8耐@筑波サーキットに参加して、無事弊チームは8時間完走することが出来ました。
この記事で大会の概要は説明しています。1周2kmのサーキットをぐるぐる回ります。
前日金曜日
前日は午後休みを取って荷造り&輪行(りんこう)して東武動物公園駅に。ここで友人Tくんの運転する車に拾われて一路つくば駅へ向かいます。数か月ぶりのつくばで、サイエンス大通りを疾走しながら「地元より地元に戻ってきた感あるな」と車内で二人で絶叫しました。
つくば駅でT先輩と後輩Fくんを拾います。とりあえず4人でデイズタウン隣のラーメン屋へ。もしかしたら初めて来たかもしれません。まぜそばなんてのがあったので頂きます。たまにはこういうのもいいですね。
自転車を載せないといけないので、TくんとT先輩は本日の宿泊地へ自転車を運びます。私とFくんは2人で翌日のレースの買い出し。レジかごいっぱいに買ってまだ時間を潰さないとね、ということで駅前のサイゼリヤまで重い荷物を担ぎ(ここで実は腰を痛めた)、ドリンクバーで粘ります。
つくばセンターから一路北西へ進路をとり、T先輩のご実家へ。茨城県西部の典型的な農家のおうちで、立派な大黒柱に畳敷きの部屋がいくつもある立派なお宅でした。どうやら今は誰もお住まいではないらしく、案の定シャワーを浴びたときに上水道管が錆びているらしく、金属の味がしました。
T先輩ご実家で、別ルートから来たJ先輩とM氏(最近博士になった彼ですね)と合流。布団を敷いたり翌日の準備をしたりして盛り上がります。
準備をしながら、T先輩が派遣されてオーストリアにいた話とか、J先輩の結婚式の話とか、M氏の就職の話(科研費で雇用されるポスドクになるらしいです。科研費基盤Sってホントにあるんだ……と唸りました)とか、あとはFくんがDC2取れた話とか非常勤先が小旅行だとかそんな話でした。
結局準備に手間取ったりシャワーの順番待ちをしたりしていたら寝るのは24時過ぎになってしまいました。
当日
他人のいびきでよく寝付けなかったうえに絶望の4時起床。普段9時台に起きている人間にこれは過酷すぎます。頭脳労働ではないだけまだマシですな。
フラフラの状態で身支度をして会場へ。雨が降らなくて良かったです。会場で女性陣と合流。
チームの最終走者でした。たくさんの自転車と人・人・人。こういうレースに出てくる自転車というのは、まあ、最低でも30万円からスタート。こういうのとかこういうのとか、軽自動車より高い自転車が、息をするように普通にごろごろいる世界です。こわいですね。一体そのお金はどこから出てるんでしょうかね。
最初の担当では、最初の1周目でゆっくり目に走ってコースを覚えます。本来なら出走前に試走をするのですが、その時間は残念ながらありませんでした。
ヘアピンがきついなとかインアウトで後方から来る速い集団の邪魔にならないようにしないとなとか、そんなことを考えていました。
最初の担当分では割と遅めに走ってしまい、周回数も少なめ。2回目はそこそこがんばりました。最後の担当分では1周4分を切れたので、そこそこ良かったでしょう。
ビンディングシューズではない、フラットペダル勢でそこまで健闘したのは我ながらよくやったと思います。まあ、母校の後輩たちのチームが多く出ていたので、そのチームの子たちに着いて行くとか、女子学生を風よけにして疲れてきたあたりで抜いていくムーヴをしたり、と社会人しぐさが多かったですね。
(ビンディングシューズとは:ペダルに足裏を固定する専用のシューズ。ペダルとシューズを固定して簡単に動かないようにするため、踏む時に力がかかりやすい、あるいは開店する力が効率よく与えられるなどのメリットがある。デメリットは、慣れていないと停止時にシューズがペダルから外れずコケてけがをすることがある点。これを「立ちゴケ」と言い、ビンディングペダル恐怖症患者を多く生み出すとともに、ロードレース選手の通過儀礼となっている)
まあ、とはいえ8時間中走っている時間は1時間~1時間半程度です。ですから、残りの時間は椅子に座ってコーヒーを飲んだりお菓子を食べたり、あとは出走する選手の手伝いをしたりケバブを買って食べたりと、ピクニック気分でした。午後は非常に眠かったですが、何と仕事終わりのA先輩が遠路はるばる差し入れを持ってきてくれたので良かったです。
無事に8時間が終了。誰もケガ無く完走することが出来ました。アンカーは後輩Fくんです。
ラスト30分でピットが閉まってしまうので、そこまでに無事にピットに入れるように頑張って漕ぎました。
帰りは荷物を載せてT先輩宅へ。荷物を仕分けて一路温浴施設に向かいます。七年前に両前歯を折った因縁の地です。
生き返りましたね。至上の悦楽でした。やはり、身体中を使い倒したのが良かったのでしょう。慢性的に運動不足、自転車に乗っていても強度不足なのですね。
露天風呂があったのは意外でした。サウナでキマったのも大変によろしかった。身体中筋肉痛でしたが。というか、腰をやってしまって、それが寝不足と硬い布団でさらにダメージ2倍です。
その後は牛乳瓶でチルったあと、大学近くの焼肉屋で食べ放題です。
ご結婚なされた先輩から仕事の苦労話とか旅行の話とか(全くインスタ映えしない、質実剛健な内容で感銘を受けました)、あとは整体の話とか体が硬い話とかをしました。特に最後は「あるあるあるあるあるある~~~w」と先輩方に大笑いいただけて良かったです。
女性陣とはここでお別れ。
帰りはつくばセンターに後輩Fくん、M氏、そして応援に来ていただいたA先輩を送って、残りの人たちはT先輩宅に戻ります。前日同様、セイコーマートに寄って、この日は全員が酒を購入。男だけのムフフな話をしました。まさか新婚さんからあんなお話を聞くとは……w。
日付が変わったあたりで就寝。疲労困憊して酒が入っていたからか、すぐに眠りに落ちました。
翌日日曜日
泥のように眠っていたのに目覚ましが鳴る7時前に起床。身支度を済ませて、T先輩宅を辞去します。来年もまた皆さんでやりましょう、その時は今度は女性陣も入れて鍋パにしましょう、とのことで、今から楽しみです。こういうのがきっと社交辞令ってやつなんだろうな、と少ししんみりしました。もうみんな私とは違って大人なのですね。終わらない思春期のガラスの心、いつまで続く中二病、です。
Tくんと2人で一路さいたまへ、のはずなのですが、レンタカーの返却時間に余裕があるらしく、筑波山麓に朝ラーメンを食べに行くことに。かりんとう饅頭を仕入れたところまでは良かったのですが、朝ラーは駐車場の空きが無く、断念。いまだにありつけたことなしです。
予定を変更して一路竹園へ。ここでTくんがごひいきの店でケーキを調達し、イーアスの直売所で製麺所の麺を購入します(私も買いました)。
なぜかここでお昼を食べて、帰路に就きました。
東武線の駅で下ろしてもらい、特急でグンマーに戻ります。おつかれさまでした。
感想
ケガ無く完走できたし楽しかったので何よりなのですが、生来の負けず嫌いとあまのじゃくがあって、ほんのりと悔しい気持ちがあります。もっとやれたのではないか、と。チームジャージでイキってる人たちにギャフンと言わせたい、みたいなのはありますよね。
とはいえ、2年半自宅引きこもりサラリーマンをやっていて体力が大幅に減少しているわけですし、体重だって70kgの前後をうろちょろ。現役のころと比べて米袋を腹に巻いているわけです。
もし来年出るのであったら、もうちょっと善戦して戦力になりたいなあ、と思う次第でした。はたして、この意志がいつまで続くのやら……。
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