「日商簿記に再挑戦します」の記事でも触れていた日商簿記3級を、掲題の通り合格しました。 画像は合格証書です。
点数
- 第1問→42点
- 第2問→5点(!?)
- 第3問→35点
おそらく、配点は45:20:35かと思います。第1問の仕訳で1ミス、第3問の決算が完答で第2問はほとんどできていない、という感じです。これでも合格は合格なのでOKです。
バックグラウンド
文学部から教員養成系大学院出身の社内SEです。仕事で簿記が絡むのは、固定資産台帳を更新する業務くらいでしょうか。本業はRuby on RailsやJavaScriptでWebアプリケーションを作ったり、ネットワーク機器やクラウドサービス(AWSとかMS365とかね)のお守りをしたりです。
簿記自体は、先述の記事でも触れている通り、2018年と2019年に日商簿記2級を受験して、どちらも不合格という経緯があります。ブランクが数年ありますが、全くゼロからのスタートではありません。
勉強法
使った教材は3つです。
まず、『スッキリわかる 日商簿記3級 第13版』です。このテキストを2回ほど通読します。巻末の問題は、応用だけ1回のみ解きました。
このテキストの通読をしながら、「簿記3級 解説付き問題集」というiOSアプリを使って、仕訳をシコシコ練習しました。
テキストを2回通読したあたりで、『2022年度版 スッキリうかる 日商簿記3級 本試験予想問題集』を解き始めました。最初はそれこそ40点台とか50点台でしたが、回数を重ねるうちに徐々に点数が取れるようになってきました。9回中7回まで解いて、ネット版も練習を兼ねて1回だけ解きました。第1回はもう一度解きました。
勉強時間は合計で25時間未満、1日1~2時間くらいで、ほとんどやらない日もちらほらありました。ここ10日くらいは繁忙期に突入して休日出勤したり慢性的な残業だったり土日がイベントでつぶれたりでした。
使うテキストはスッキリシリーズでもパブロフくんでも3級なら大差ないと思います。
それよりも、できるだけ早く問題演習に入ること、および復習をしっかり行うこと(具体的には、仕訳で間違えたらもう一度解いてみる。第3問も仕訳からやり直してみる)。加えて、CBT受験ならネット形式に慣れておくのが肝要かと思います。そういう点では、ネット形式の問題がついているスッキリシリーズは良いかもしれません。
試験当日
試験会場は山手線某駅近くのテストセンターでした。駅から歩いて2~3分です。あらかじめ場所を確認しておくのをお勧めします。
到着したのは、試験開始時間から35分前。トイレを済ませておきます。
試験開始時間30分前から受験が出来ます。持ち込みができるものは、
- 身分証明証(運転免許証を持ち込みました)
- 電卓
- 荷物を預けたロッカーの鍵
のみです。
ペンとメモは受付で与えられます。ペンは黒ボールペン2本、メモはA4の白い紙で両面が使えます。(ちょっと良い紙でした)
試験自体は第1問→第2問がよくわからず→第3問→第2問、という順番で解きました。
残り時間3分で試験終了。無事合格ラインを通過していてホッとしました。
点数と合否の印刷されたコピー用紙をもらって、終了です。QRコードをスキャンすると、合格証書のPDFがダウンロードできます。資格の効力は従来の会場での紙の試験もCBTも同じです。
感想と今後の展望
ここ数日は仕事の多忙と絡まってドキドキで食事もなかなか思うように取れなかったのですが、とにかくホッとしています。
今後は2級を取ろうか、それとも応用情報技術者試験に進むか、悩みどころです。中小企業勤務の社内SEなので応用情報の方が実用性は高そうです。
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