喫茶店について書きましょう。
行動原理が「ケチ」であり、なおかつ友達が少ないのですが、上京してから喫茶店は割と行くようになりました。
喫茶店文化受難の地、グンマー
コメダ珈琲店発祥の地、息を吸うようにモーニングに行く中京圏の人からしたら信じられないと思いますが、群馬県には喫茶店に行く文化がほとんどありません。
そんなのは前橋高崎の中心部にお住まいの方ぐらいです。
ここ数年くらいでようやくおしゃれカフェとか何とかが言われるようになりましたが、単位人口あたりの車保有台数が全国一位、大人の人数=免許の枚数<=車の台数(移動用と仕事用軽トラとトラクターは別)、免許を持っていないと人間扱いされない(これはマジ)グンマー帝国。
コーヒーなんてのはコンビニの100円ドリップで十分という世界です。
Would you like some coffee or tea?
長らくコーヒーが飲めずにいました。飲むとフラフラになってしまうからです。
ですが、2021年になって、なぜかまた飲めるようになりました。思い込みだったようです。
自分ではカフェインに弱いと思っていたのですが、それだったら抽出液のお茶もダメのはずですからね。
紅茶は大学の頃によく飲むようになっていました。当時の交際相手の影響もあったかもしれません。
マリアージュフレールのマルコポーロを初めて頂いた時、「そうか、都会の人はこういうのに日常的に触れるんだなあ」と美味しさ以上に感嘆してしまいました。
喫茶の習慣なんて実家ではありませんから。
ということですが、コーヒーは量はあまり飲めず、せいぜい一杯程度、それもコンディションが良くないと飲めないので、喫茶店では大体紅茶をいただきます。
チェーン喫茶店
東京に住んでいると色々なチェーン喫茶店がありますが、好きなのはベローチェとドトールです。理由は簡単、安いからw
ベローチェは値上げしましたけどそれでも1杯300円未満というのは良心的だと思います。
休日のオフィス街のガラガラのベローチェに行って本を読むのが好きでした。お茶の水とか神田とかね。
「でした」と過去形なのは通勤定期券が支給されなくなって、最近やっていないから。
ドトールはベローチェよりは少し値段が上がりますが、それでも安い部類で、見つけやすいので好きです。
もっとも、東京の店舗は間隔が狭すぎるのでそこは気に入りませんが、値段相応ですわね。そういう間隔とか客層とかを気にするならルノワールとかに行けという話で。
スタバは滅多に行きません。自発的に行くことはなく、人から提案されて行く程度です。最寄駅にはあるのですが、ちょっと自宅からは遠いのです。女性は好きな人が多いですよね、スタバ。
大学の図書館にスタバがあり、大学のある市は地方で人口20万程度なのに、何故かスタバが9軒もあったのです。
スタバでバイトしていることを嬉々として喋る同級生も何人かいましたが、そういった彼らに対する反発もあったのかもしれません。一杯いくらすんねんなwみたいなところをいい歳していまだに思っています。
スタバは昼のキャバクラ、という説をどこかで見た気がするので、そういうのが好きな人はハマるのだと思いますし、本家本元のキャバクラにハマるよりはよっぽど良心的でしょう。
そういう観点でスタバを見ていませんでしたけど、カフェ店員と結ばれる話とかフィクションでは結構ありますわね。
キャバクラ
ついでなのでキャバクラの話を書いておきますが、当然行ったこともありませんし、行く予定もありません。キャバクラにハマる人の話を聞くのはまあまあ好きですが、キャバクラは好きではありません。
端的に書くと、どうして金を払って気を使わないとならんのじゃwという感じです。
そもそも、キャバクラが楽しい人からしたら「は?」という感想と思いますが、私は気にしいなので、おそらく全然楽しくないんだろうなあ、と思います。
自尊心やら何やらのマイナスをゼロにするためにお金と気力を消費する人がいるからこそ、こういった夜の店が栄えるのであり、それ自体は否定はしませんが、お疲れ様です、という感想です。
ということを書くと「世間知らず」「キモオタw」「DTクソ野郎」とコメントをいただくと思いますが、そういうことです。予防線を張っておきました。
まあ「金が無いので行けませんし奢ってもらっても社会経験で一回行って不快になって帰るだけだろう」という推測です。
個人経営喫茶店
個人経営喫茶店は何店舗かお付き合いで行ったことがありますが、まあ、一人では行きませんわね。
変に散財されるよりは、喫茶店でお茶して話すというのはかなり低コストなので、社交としては大変ありがたいという側面があります。
一時期そういう社交のために新宿や神保町の喫茶店に通い詰めた時期があります。ティーハウスタカノは素晴らしいお店です。紅茶を心から愛するすべての人のためのお店です。
実は拙宅の近所にお気に入りのお店があるのですが、その話はいずれ書くかもしれません。
良い雰囲気ですが、一食食える値段で茶だけしか飲まんのはな、という感想です。つまらないやつですね。
下北沢とか吉祥寺とか住んでて馴染みの喫茶店で同世代の云々かんぬんとかあったら、そういった個人経営の喫茶店とかに行っていたことでしょう。
残念なことにマイ・ホームタウンは老人と学生まみれの街であって、そんな高尚なものはありません。おそらく飲み屋やバーがそれに代替するのでしょう。
「趣味は喫茶店」と書ける人生を歩みたかったのですが、それはあくまでも「モテ」を意識した生き方であって、「なんか違くない?」と思ってからは、自分にくらいは素直にやっていこうと思っています。
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