2021年3月に、当時更新していたnoteというサービスで、「住民税の元は取れるのか?」という記事を書きました。
さて、今日は2023年7月。ポチポチと貯め込んできた集計が終わりましたので、公開しようと思います。
詳しくは当該記事を見ていただきたいのですが、「住民税の元を取る」の定義は、払っている住民税分、図書館から本を借りたか、という計算です。
リアル知り合いが見ている可能性があるので、年収はdodaの記事から、自分の年齢の男性の平均年収を入れています。大きく外してはいない金額です。住民税も計算サイトで簡易的に計算しています。
例えば住民税が年間20万円で、その年の1月1日から12月31日までに図書館で借りた本を新品で購入した場合(消費税込)、果たしておいくら万円分年間に利用したか、ということです。
厳密に言うと、私の場合はふるさと納税を限度額ギリギリまで使い込んでいたり、2拠点生活をしているので住民税は群馬の自宅の自治体に払っている一方、東京宅の図書館はどこの住民でも利用カードが作れるので、それで借りていたり、あるいは新品がもう入手できない書籍があったり、とあるのですが、そこは簡単のため省略します。
2019年~2022年で2勝2敗
「住民税の元は取れるのか?」の記事から2019年と2020年分は持ってきて、2021年と2022年情報の追加です。形式は、noteの記事のものを踏襲しています。
2019年
- 年収:3,800,000円
- 住民税:166,700円
- 図書館で借りた本合計額:111,658円(達成率:66.98%)
- 冊数:108冊
- 平均価格:1,034円
- 中央値:904円
- 最大値:3,672円
- 最小値:391円
2020年
- 年収:4,070,000円
- 住民税:184,900円
- 図書館で借りた本合計額:191,723円(達成率:103.69%)
- 冊数:155冊
- 平均価格:1,350円
- 中央値:957円
- 最大値:6,050円
- 最小値:616円
2021年
- 年収:4,210,000円
- 住民税:190,900円
- 図書館で借りた本合計額:239,163円(達成率:125.28%)
- 冊数:161冊
- 平均価格:1,481円
- 中央値:968円
- 最大値:5,940円
- 最小値:692円
2022年
- 年収:4,230,000円
- 住民税:192,500円
- 図書館で借りた本合計額:142,948円(達成率:74.26%)
- 冊数:107冊
- 平均価格:1,336円
- 中央値:1,100円
- 最大値:3,520円
- 最小値:649円
ということで、2019年未達成、2020年・2021年達成、2022年未達成となりました。
2020・21両年はステイホームやら何やらで、図書館で本を借りて読むくらいしかありませんでしたけど、2022年は様々の規制も緩和され、土休日に外出を頻繁にするようになり、加えて仕事や資格試験に関する勉強もするようになりました。そのため、減っています。
あとは、地方都市あるあるなのですが、1年間もいると借りる本が無くなってきます。
奇数週に市立図書館、偶数週に隣の市の図書館に行くのですが、市立図書館は某大手出版社の創業者出身地の縁もあって、その出版社の書籍が大量に寄贈される一方、隣の市の図書館は私が子供の時まで○○町という町村でしたから、私が読むような本で新刊が入るのはちくま新書程度、ということで読みたい本が徐々に無くなってきます。
従って、読みたい本はKindleで購入、あるいはKindle Unlimited無料期間にまとめて読むとか、東京に出てきたときに書店で購入、といった形になっています。
今後の展望と考察
2023年は半分が終わりましたが、進捗率は32%。今年も達成は無理そうです。
いよいよ規制が本格的になくなって平時に戻ったので、本なんて読んでる場合じゃねえ!といったところでしょうか。嬉しい話です。
住民税は年収400万前後なら年間18万くらい、新書が1冊1000円と考えると180冊読まないと元が取れません。つまり、毎日休まず2日に1冊新書を読むペースで、スマホ・スマホ・スマホの私たちにとってはしんどいペースです。
一方、例えば漫画のように時間単価が高いもの(=1冊読むのに時間がかからないもの)、あるいは1冊数千円のような高価な書籍を多く読むことで元が取れると思います。そもそも、本来の図書館の目的って、個人では買えないような高額書籍を代わりに買ってもらって読むところにあるので、ベストセラーに群がる、というのはなんだか違う気がしています(個人の感想です)。
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