親しい人が「夏祭り行こうよ」ということで、今日どこかお祭りやってませんかね、とインターネットで検索したところ、浦和と大宮に挟まれた街でお祭りがありました。江戸時代からやっている由緒正しいお祭りだそうです。
早速、埼京線に揺られて向かいます。浴衣姿のティーンたちが駅の改札前で待ち合わせをしている姿は、まさに「日常」そのものでした。
また、埼京線車内は大宮方面への下り列車でも乗車率100%超。私と変わらない年齢の両親に手を引かれる幼児もちらほらおり、もしかしたら彼らからしたらこれが夏祭りデビューかもしれないね、という話をしました。
駅から出るとずっと交通規制。メインストリートは人の波です。昨年10月に川越まつりに行った時の、平日朝の千代田線北千住→新御茶ノ水みたいな混雑、というほどではありませんでしたけれど、常に肩が触れあうかどうか、といったところ。マスク装用率は10%程度、まぁ人混みが嫌いな人とマスクが好きな人は親和性が高いでしょうし、母集団に偏りがあると思います。とはいえ、この酷暑では熱中症リスクもありそうです。
また、神輿が町会ごとにあって、それが町会単位で担ぎ手の層が全然違うことに興味がありました。かたや担ぎ手不足なのか、私みたいな陰キャ眼鏡の男性や女性もいるところ、かたや人数が多すぎて、担ぎ手は30代までの日焼けした男性オンリー、墨が入っている人もちらほら、みたいなところです。一応、歴史のあるお祭りということなのですけど、彼らは地元がこの街で、実は他のところに住んでるとか、もあるんでしょうかね。地元はもはや神輿が担げるほど若者も子供もいませんが、それでも市内では一番小中学生が多い学区です。市街地は本当に悲惨そのものです。
出店はどこもお客が並んでいました。その中で、同好者の希望かつ私の好物のいか焼きを買って食べました。一杯1000円で結構なお値段がするな、と思いましたが、目の前で切ってくれて身も厚かったので、だいぶ満足しました。お祭り価格とはいえ、満足度は高かったです。母親も「仕事で見るけど本当にイカは高いわね、モノが全然入ってこないから(水産卸の会社で働いています)」と言っていましたし、そういうものなんでしょうね。
買い食いはそのくらいで、メインストリートを一方通行で歩いて、北端にあるイオンモールで無意味に涼んで、「次はお互い浴衣で行きたいね」という話をして解散しました。三連休は予定が全くなかったので、これだけで満足です。あとは家に引きこもってこうやってPCに向かうだけだと思います。
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