今日明日と「10年に一度」の最強寒波だそうです。この記事を書いているグンマーの小都市も、昼過ぎから強い北風が吹いており、ときおり風花が北側から飛んできて、とても外出できる天気ではありません。
先週あたりからこの話題で持ちきりですが、少し違和感を覚えるのは「10年に一度が多すぎじゃない?」ということです。10年に一度が年に何回も来ているような感じすら思います。
きっと20世紀とは気候が明らかに変わっているのでしょう。それが人為的なものなのか、それとも数百年~数万年スパンの周期的な話なのかは分かりません。
ただ、たとえば伊藤俊一『荘園』(中公新書)では、中世の凶作は夏に雪が降る異常気象が原因だった、と書いてありますし、きっと人為を超えた数百年のスパンで、色々気候変動があるのでしょう。
最近はSDGsが喧しく言われ、再エネとかなんとか言われていますが全てを人間の責任に帰するのには疑念があります。かといって人為的な影響が皆無、というのもしっくりきません。真相はどうなんでしょうね。
とにかく、「20世紀の気候の常識は2020年代には通用しなくなりつつある。夏はガンガンエアコンを使わないと熱中症で室内でもあぼーんしてしまう、冬は冬で積雪量が激しくて雪かきが出来ない高齢化集落は整理対象になって市街地に移住してもらう、それを拒むなら自分で何とかする」という社会になってくるのかもしれないですね。
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