年賀状が誤配されてきました。番地が漢数字で非常に似ていて、かつ苗字も似たようなものだったので間違えてしまったのでしょう。さて、年賀状に限らず、誤配の場合どうしたら良いのでしょうか?
まず、もっとも簡単で望ましい方法は、「付箋に「誤配です」と書いて郵便物に貼って、郵便ポストに入れておく」です。ポストまで行く手間がありますが、これが最もみんなが幸せになる方法です。ポストが無いなら、郵便配達員に渡すとか、自宅のポストに付箋を貼って入れておいて、次回何らかのものを配達で来た時に持って行ってもらう、というのも良いでしょう。
配達員的には「正しい住所まで持って行ってもらう」というのが大変ありがたく、誤配されたあなたが現世で功徳を積むうえでは最上のものなのですが、その「正しい住所」へ持って行く行為が更なる誤配を招く、という可能性もあります。そもそも、郵便配達員のミスをこちらが肩代わりする必要はありません。ですから、何も考えずにポストに投函で良いのです。
年賀状の場合は消印がありませんから、何も書かずにポストに投函でもOKです。受取人が差出人のことを「日付通りに年賀状が遅れない人なのかな」と誤解する可能性もありますが、まあ現実遅れてしまっているのは仕方がないのでこれで良いのです。
一方、望ましくないのは「本局(※1)へ誤配の旨を電話する」です。これをやられると、担当の配達人が上司に気合を入れられます。年賀状だと普段の5割増しだそうです。近所の非集配局(小さい郵便局。ATM1~2台に窓口があってゆうちょ銀行やかんぽを日本郵便が代行しているところ)に持って行くのも、これと同じレベルです。窓口セクションと配達セクションは全く別なのです。
※1:集配局と呼ばれる、配達人が所属している大規模局。新宿郵便局とか足立郵便局とか鶴見郵便局とか、市レベルで1つ以上存在する。
そして最悪は「日本郵便のお客様センタに誤配の旨を電話する」です。これをやられると、所属長の上の管理職に呼ばれて、所属長と一緒に盛大に気合を入れられた後、所属長に気合を入れられる、とのことです。その配達員が非常に気に入らない、とかならまあ仕方がないですが、その配達員も「この家のやつがチクったな」と分かるらしいので、誤配されたあなたが今後さらなる不利益を被ってしまうかもしれません(というか、心証が悪くなるだけなのでやめておいた方が無難です)。
ということなので、もしも誤配が来た場合は、付箋を貼ってポストに再度投函、がみんなが幸せになる方法です。配達セクションで内々に処理されるためです。人間だれしもミスがつきものですので、穏便に済ませたいものですね。
ところで私はと言えば年賀状は眼鏡屋から来た1枚だけで、これは大学進学時から10年間こんな感じです。小中高の頃は同級生やら先生やらから何十通か来ていましたが、大学進学を機に自然消滅した形です。かといってあけおメールやあけおめLINEがあったかというと、大学の部活の集まりでちょろっと流れた程度でした。転居回数も甚だしいですし、そもそも住所もここ10年で5~6回変わっています。
こういう時代ですし、個別にメールを書くくらいはやっても良いのかもしれません(どういう心境の変化?)。1枚の年賀状よりも1通のメールの方が心がこもっていて嬉しい……?のかな?そもそも、年賀状はそもそもnot SDGsなんじゃねーの?という気持ちがあります(これは皮肉です)。
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