5泊6日長崎旅行6日目

2023-06-23

旅行

2023/6/17(土)、長崎旅行も最終日です。

昨日同様0545起床。

昨年の道北旅行は終わってしまうのだな、という寂寥感が強かったですが、今回はむしろ「あぁ、ようやく帰れる」という安堵感がありました。気候がムシムシしているのが苦手、というのもあるのかもしれません。

それよりも朝起きて困惑したのは、久々にリアルすぎる淫夢を見てしまったことです。大学の後輩(苗字が変わったのでおそらく結婚したはず)が迫ってきて、なおかつ彼女が絶対に言わないようなことを言ってきて「あ、夢だ」と気が付いて目が覚めました。目が覚めてからもハァハァ、としばらく呆然としていました。

身支度をして、朝食は食べないのでそのままチェックアウト。宿のご主人と「すごい本の品ぞろえですね」と話をしていたら、子どもの頃は佐世保に行くしかなかったけど、今はAmazonがあるからね!とのことでした。インターネットとAmazonは離島や田舎の革命児、ということですね。それでも都市部(特に東京)に人が集まり続けているのはなんでだろう、としばらく考えてしまいました。

宿を辞去して小値賀港のフェリーターミナルに。フェリーと高速船が選べたのですが、安牌のフェリーを選びます。また、昨日は無かったパン販売があり、カレーパンを購入。まだ暖かで美味でした。


7時のフェリーはまだ内装が新しく、快適そのもの。ごろごろしながらグラブルをやってひと眠りしたら佐世保です。

佐世保着、個人的には長崎市よりもよっぽど住みやすいのでは?という印象(3~4時間しかいなかったのに?)。


まずは佐世保のフェリーターミナルから、歩いて松浦鉄道の佐世保中央駅中佐世保駅へ。ここ、日本で最も短い駅間ということで、YouTubeで見て気になっていたのです。

200mしかないのに、カーブになっているのでお互いの駅を見ることはできません。佐世保中央駅はアーケード直結ですが、中佐世保駅はマンションの裏にあって、案内板すら地味です。

これらを一通り見た後、歩いてセイルタワーこと海上自衛隊佐世保史料館に。ここは幕末の勝海舟の時代から日露戦争・第二次大戦を経て現代の海上自衛隊に至るまでの展示があります。上の階から順々に降りてくるスタイルで、各提督の直筆書簡や掛け軸の類もありました。最後の階は現代の自衛隊だけではなく、いわゆる「きけわだつみのこえ」ではありませんが、特攻で若い命を散らした方々の遺書が多く展示してありました。特に心を打ったのは「震洋」搭乗員の話。いわゆる戦闘機での特攻とはちがい、木製ボートで突っ込んでいくというのは「部品」あつかいだったようで、搭乗も秘匿されたのだそうです。

展示をあらかた見て、弟くんへのお土産を買って、佐世保駅にバスで戻ります。佐世保駅前のバスターミナルは時雨さんのパネルがありました。遠い昔、そう大学生の頃に艦これをやっていて、その時に時雨を愛用していました。

お腹が空いたので昼食。初日に長崎ちゃんぽんを食い忘れたので、駅前の人気店らしきところで食います。ご主人一人でひたすら鍋を振るっていて、「この人が倒れたらこの人気の味は終わりなのだな」としみじみ思ってしまいました。長崎ちゃんぽんはあまり期待しておらず、リンガーハットと何が違うんだ?と思っていましたが、やっぱり1000円するだけあって美味でしたね。夏なのにはふはふ言いながら食いました。

その後、駅構内でお土産を買い、隣接するスーパーエレナで何故か北海道限定サッポロビールを買って、佐世保港の船を見ながら電車待ちです。某宗教勧誘が頑張っているのを見ながらです。


列車の時刻が来て、特急みどりで一路博多へ。佐賀は平地がたくさんあって、普通の現代の日本の田舎でした。長崎県が喉から手が出るほど欲しい平地がたくさんあります。

うたたねしながら博多駅に。ここから新しく延伸した七隈線のピカピカのホームから、1駅だけ乗って櫛田神社前駅で降り、川端通り商店街を通って櫛田神社に。普通の神社ですね。


そこから歩いて、九州随一の歓楽街、中洲を散策。国体通りの南側、中州一丁目の那珂川沿いがちょうど夜に向けて屋台が準備されていました。きっと、地元の人はこういう屋台には行かないんでしょうね。中州一丁目がいわゆる「ムフフ」なお店ばかりで、とてもブログには書けないような卑猥なお店がたくさんありました。こういうお店は一度も行ったことがなく、今後もないでしょう。私の尊敬する人の「お金を払ったら負けになりますから」という言葉が脳裏をよぎりました。

そこから国体通りを渡って北の方に行くにつれて、マイルドになっていきます。なぜかソープ・キャバ→ホストクラブ→花屋→質屋と店が続くにつれて、「おお、こうやってGDPが増えていくのだ」と思ってしまいました。


↑西鉄天神駅の改札前。きっと福岡市とその周辺のナウなヤングがみな待ち合わせをしているのでしょう

西鉄の天神駅まで歩いて、これこれ、これが見たかったんだよと発車標を見て満足して、空港線で直接福岡空港へ。待ち時間で急いでラーメンを食べ、お土産を買って飛行機へ。帰りの飛行機はほぼ揺れず、生まれて初めての座席に画面がある飛行機でした。『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』の最初数十分だけ見て、あとは小曽根真のジャズアルバムを聴きながら、斜め前の座席のおばさまが見ていた、山里亮太と若い女性が出て、男女のデートのケーススタディを論評する番組をこっそりのぞいていました。『あざとくて何が悪いの?』という番組だそうです。

ということで無事に羽田に到着。荷物を回収して、京急→京浜東北線のルートで東京宅に着いたのは23時。これにて旅行は終了です。

翌日、昨年同様、Mくんにお土産を渡すために、彼の地元の蒲田に。ラーメンを食べ、珈琲店でコーヒーをすすりながらグラブルの話をひたすらしました。カステラを買って行ったら、思いのほか喜んでくれたのでとてもよかったです。

Mくんは無事に定職に就き(任期付きポスドクですが)、iPhone13を使っていました。若手研究者にとって、任期付きでも定期的に決まった金額のお金が入るというのは、それだけでありがたい、ということでしょうかね。

私が直前に親しい人にもお土産を渡すのですっかり遅れてしまい、Mくんに言い訳をしていると。

ぼく「ごめん、今向かってる。何が目印?」

Mくん「ポリスメン」

ぼく「は?」

Mくん「目の前で職質してる」

ぼく「ファーーーーーーw」

Mくんと別れ、そのまま上野まで行き、駅構内の書店で本を冷やかした後、常磐線で北千住、そこからグンマーへ特急でした。これにて本当に旅行はおしまいです。

次の投稿では、去年同様持ち物や費用の話を書こうと思います。

自己紹介

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sakurabar(さくらば)。1993年生まれ。修士(教育学)→中小企業でパソコンをいじる日々。ねこがすき。 お問い合わせはsakurabar0701あっとまあくgmail.comまで。 Twitter(@sakurabarss)のDMでも同じアドレスに通知が行きます。

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