2023年6月12日(月)~18日(土)の5泊6日で長崎市・上五島・佐世保に旅行に行ってきました。この記事では、その持ち物と費用について、自分の整理のためにまとめてみます。昨年の「5泊6日道北旅行持ち物・費用」という記事と同じ形式を取ります。今回の持ち物はこの前回の記事を参考にしたものなのですが、やはり北の大地と南国とでは、事情が違うところもありました。
持ち物
・現金
必須です。離島では「お金は下ろせないものだと思っておく」のが無難です。
今回は幸いなことに、宿泊施設やら飲食店やらでPayPayやらクレカやらが使えたのですが、念のため10万程現金を持っていきました。
前回同様、千円札を十数枚持っていくと、お店の人に嫌がられないので良です。かさばるのが難点。
小銭入れは百円玉(コインランドリーやらガチャガチャやら)と五円玉(お賽銭用)を数枚入れておいたので、バックパックを下ろさずに済んで楽でした。
・クレジットカード
なんだかんだ言って今回も必須です。
本来なら飲み物1本でもクレカをガンガン使うのですが、最近は個人経営のお店では、クレカはお店のために使うことを控えています。1000円前後の売上で、その3%くらいクレカ会社に持っていかれるんじゃたまったものじゃないですからね。
念のためVisaとMasterとJCBのうち2ブランド持っておくと吉です。JCBが無いところはいまだに結構ありますから、よほどのこだわりが無ければVisaにしておきましょう。
・キャッシュカード
コンビニがあるとお金が下ろせて便利なのですが、離島の場合はコンビニが無い場合があります。
例えば、今回の4日目~6日目で滞在した小値賀島の場合は、ATMがおそらくゆうちょ銀行・十八親和銀行・それとJFマリンバンクですから、いわゆる都市銀行のキャッシュカードだけ持って行っても手数料を取られます。ということで、手数料無料で下ろせるゆうちょ銀行のキャッシュカードが田舎や離島では便利です(2023年6月現在)。
・免許証
日本で個人が持てる最強の身分証明証であり、レンタカーを借りる時は必須です。
今回は3日目の上五島でレンタカーを借り、その時に使用しました。
・保険証
旅先でケガをしたり病気になったりしたときに必携です。かさばるものでもないので財布に入れておきましょう。
・PASMO
モバイルPASMOが長崎市内のバスや長崎電気軌道・佐世保市内のバスでも全く問題なく使えましたので、スマホでOKでしょう。私は古い人間なので、物理のPASMOも持っておきました。
・iPhone(往復航空券!)
2020年代の旅行において超絶重要アイテムのスマートフォン。これがあれば時刻表も見れるし宿の予約もできるし何でもできます。往復の航空券はもちろんこれに入っています。
SIMは格安SIMのOCNモバイルONEの月3GBプランで、6日間の旅行で1.8GBほど使用しました。ほとんどの宿は、Wi-Fiが使えたので、Amazon Photosへのバックアップや情報収集ができて便利でした。今回docomo回線がつながらなかった(orつながりにくかった)のは、中通島の山中・野崎島のほぼ全域・小値賀島から佐世保へのフェリー内でしょうか。また、小値賀町の斑島や中通島の一部エリアでは3Gでした。
・モバイルバッテリー
Ingressマニアなら必ず持っていますが、一般人はモバイルバッテリーなんか持っていません。
おそらく、容量は4000mAh程度のもので足りるでしょう。スマホを一日中いじっていない限り。iPhone XRのバッテリーが大分ヘタってきてしまったので、今回は後述するセカンドバッグの中に入れて、iPhoneのバッテリー残量が50%未満になったら都度充電していました。
・ACアダプタ、Lightningケーブル、USB-Cケーブル、micro-usbケーブル
上記iPhone、モバイルバッテリーを充電するのに必携でした。USBの口が複数あるものを持って行くのがおすすめです。
LightningケーブルはiPhone、USB-Cケーブルはワイヤレスイヤホン、micro-usbケーブルはモバイルバッテリーとKindleの充電に使いました。
micro-usbケーブルを短いのを持ってきてしまったので、そこがやや困りポイントでした。
一方、USB-Cケーブルは一切使いませんでした。イヤホンを使わなかったためです。
・三口タップ
必要ないかなと思いましたが、まさかの今回も活躍です。
1日目のカプセルホテルで、コンセント位置が微妙に床よりも上で、micro-usbケーブルをモバイルバッテリーに挿すと、バッテリーが地面につかないのでコンセントから重みで抜けてしまう!という残念なことになってしまいました。なので、三口タップに挿して、なおかつ適当なものを台代わりに使って、何とか充電できるように。
コンセントが1口しかない宿というのは結構あるので、100円ショップの安いやつで充分なので持っておくと便利です。
・運転用メガネ
世の中のほとんどの人には不要ですが、私は普段の眼鏡が矯正視力0.3というクソザコ視力なので、これが無いと運転できません。免許更新は通過できたので、まだまだ運転できそうです。
・腕時計
今回は日焼けしてしまったので、中盤から日焼けにならないようにセカンドバックに巻いていました。スマホをいちいちポケットから出すよりはよっぽど良いです。
離島や田舎の旅行で公共交通機関を使うと、出発時間に間に合わないと旅程が大きく崩れますから、割と時間に追われる旅行になりがちでした。
・日程表
A型なので几帳面であり(?)、旅程を全てPDFにして、出発日前々日にコピー機で印刷しておきました。実際のデータはOneDriveに置いてあったのですが、電波が届かない環境も考えて事前に印刷しておいてよかったです。
とはいえ、日程表は旅中はあまり見ませんでした。日程表を書いているうちに、頭に入ってしまうのですね。その割には、凡ミスがそこそこありましたけど……。レンタカーの予約日間違えたりね……。
・アイマスク
100円ショップのもので充分ですが、長崎港→奈良尾港のジェットフォイル内に忘れてきたので、全く使えませんでした。
・耳栓
こちらも同じくジェットフォイル内に忘れました。ざんねん
・マスク
ようやく装着していなくても問題のない代物になってきました。今回の旅行では、往復の飛行機や各種移動を含め、着用を求められたのは一か所しかありませんでした(中通島の頭ケ島天主堂内)。おそらく、今後は更に不要になっていくでしょう。
とはいえ、喉から風邪をひく体質なので、持って行って損はありません。2019年以前も旅行では四季を問わず必携でした。まぁ、2023年現在、大体のコンビニ・スーパー・ドラッグストアに売ってますから、よっぽどの田舎に行かない限り手に入るでしょう。
・ビニール袋
ゴミ袋によし、汚れた衣服を入れておくによし、防寒によし、と万能選手のビニール袋くん(というか、レジ袋くん)ですが、昨今ではもらえる機会がめっきり減りました。今回も服や傘を入れておくのに役立ちました。
・タオル2枚
前回の反省を生かし、2枚です。十分でしたね。
・セームタオル
というのも、前回のようにタオルを3枚持っていかない代わりに、これを持っていったからなんですね。とはいえ、使ったのは中通島のゲストハウスくらいでした。他はタオルが備え付けでありました。
・下着
着ている分+1セットしか持って行かなかった前回の反省を生かし、着ている分+2セットで充分でした。これをやると、洗う回数が減ります。綿ではなく化繊の乾きやすい素材のものを持っていくのを強くお勧めします。そうすると、コインランドリーが無い場合でも手洗いして、寝る前に干しておけば寝床を加湿しつつ朝には乾いているので。
・着替え
今回の服はこんな感じ。
- ドライTシャツ(着ている分と1セット)
- スキニージーンズ
- 外を歩ける、かつ寝間着に出来るストレッチズボン
- 下着着ている分+2セット
- 靴下履いてる分+2足
- 薄手の羽織るもの
- 防水靴
- 普段履きのスリッポン(軽い)
- レインスーツ上下
今回もMVPは薄手の羽織るものでした。ワークマンの回し者でもなんでもありませんが、前回同様「360°ベンチレーション耐久撥水 ジャケット」です。軽くてかさばらないのに、通気性良好という優れモノです。
一方、レインコートはせっかくモンベルでストームクルーザーを買ったにもかかわらず、全く使いませんでした。お守り的な感じなので、それはそれでよかったのかもしれません。レインコートが活躍する旅行より、全日程天候に恵まれてお荷物になる旅行でよかったです。
・洗濯ネット
洗濯は必ずしますし、ゲストハウス・ビジネスホテルにはランドリーがあるのでそこで便利です。洗濯の頻度は隔日で、日によってはハンドソープを使ってホテルの浴室に干しておいたこともありました。
・靴下
上述の通り、雨のことを考えるも履いてる分+2足で充分です。
・雨具(折りたたみ傘・レインスーツ)
先述の通り、レインスーツ上下は使いませんでした。一方、折り畳み傘は初日と3日目の朝がそれぞれ若干雨だったので、そこで利用しました。
・トレッキングシューズ
今回は野崎島がトレッキングシューズ必須なのかと思い、結局前回同様持っていったのですが、正解でした。野崎島はビンや陶器の割れたやつがゴロゴロ転がっているので、底の薄い靴だとケガをする恐れがありました。ワークマンのフロストハイクで充分です。どうやら終売になったようですね。
・軍手
上述の通り。トレッキングをしなくても、入れておくと何かと便利です。今回は使いませんでした。
・水筒
今回は前回よりは活躍しました。
・歯ブラシ
先述の通り、長崎港→奈良尾港のジェットフォイル内に忘れてきてしまったので、中通島で泊まったところで購入した歯ブラシを使い続けました。歯周病・歯槽膿漏が治ってきたので硬めの歯ブラシでも問題なくなってきました。よかったですね。
・薬(腹痛、かゆみ止め、抗ヒスタミン薬、酔い止め)
これも腹痛・かゆみ止め・抗ヒスタミン薬・酔い止め全てジェットフォイル内に忘れてきました。なので、気づいたときは呆然としました。
一応、ドラッグストアがあったので酔い止めだけは買えましたが……。
・ハンカチ
大体のところはジェットタオルが使えるようになってきたのですが、持っておくのが吉です。いちいちタオル出すのめんどいですからね。
・ポケットティッシュ
そういえばここ数年は鼻炎がすっかり消えてしまって、幼い頃のあの蓄膿症はどこに行ってしまったのだろうか?と思っています。
・メモ用紙
・ボールペン
こちらも持っていて全く使いませんでした。とはいえ、今後も荷物にならないので持っていくでしょう。メモ用紙はA4コピー用紙を8つ折りにしたもの、ボールペンはジェットストリーム黒です。
・Kindle Paperwhite
こちらは飛行機の行きや暇な時間の時間つぶしに大いに役立ちました。4G回線が入らないところでは、スマホはただの発熱する板ですから。
・チャック付きケース(パンフレット整理)
今回も大活躍です!パンフレットをもらったら何も考えずにここに入れていくだけです。
・セカンドバッグ
こちらも前回同様、MVP級の大活躍です。バックパックをいちいち下ろさなくて済みます。ちなみにセカンドバッグには、財布・日程表・スマホ・非常食(プロテインバー)・ポケットティッシュ・エコバッグを入れていました。
・エコバッグ
なにげに活躍です。バックパックを宿において散策して、買い物をした時や飲み物を入れておくのに重宝しました。また、今回はありませんでしたが、ゲストハウスやカプセルホテルで、浴場との行き来に服やタオルを入れておく袋が無い場合、役立ちます。100円ショップで買えるもので充分です。
・バックパック
前回同様モンベルのものです。大活躍です。
・プロテインバー
食料が調達できない可能性の非常食として大いに役立ちました。おすすめです。
持っていくべきだったもの
・日焼け止め
これに尽きます。今、肘から先だけ、手の甲にかけて真っ黒けに焼けてしまって非常に後悔しているところです。全く頭から抜け落ちていたのですが、そもそも、離島って遮るものが無いから、太陽がさんさんと照り付けていると、日焼けしないわけがないんですよね……。
費用
航空券
往路370円、復路18630円
行き(羽田→長崎)はANAマイルの特典航空券でタダ券、一部空港利用料が発生したのみ。
帰り(福岡→羽田)は早割でした。空席がちらほらあったので、需要のある路線は違うなあ……という感想。
宿泊費
1日目(長崎市内・カプセルホテル素泊まり)1900円
2日目(中通島・ゲストハウス素泊まり)4000円
3日目(中通島・ゲストハウス素泊まり)4000円
4日目(小値賀島・民宿素泊まり)8000円
5日目(小値賀島・民宿夕食付)9200円
合計27100円
前回以上に安く済みました。平日の恩恵を受けています。
初日のカプセルホテルは、本来の価格は5000円だったのですが、じゃらんの期間限定ポイントがついていたのでそれを利用しました。宿泊税として100円持っていかれたのが謎ですが……。
交通費
群馬宅⇔羽田空港の往復運賃約4000円(東武)+約1500円(JR・京急)
各種バス、路面電車(長崎市内・佐世保市内)約800円
1日目の空港リムジンバス1200円
1日目の長崎電気軌道24時間券700円
2日目のジェットフォイル(長崎港→奈良尾港)9030円
3日目のレンタカー代6150円
レンタカーのガソリン代861円
4日目の高速船びっぐあーす(有川港→小値賀)2670円
4日目の電動レンタサイクル2000円
5日目の小値賀島⇔野崎島の町営船往復1040円
6日目のフェリーいのり(小値賀→佐世保)4240円
6日目の特急みどり(佐世保→博多)2350円
6日目の福岡市営地下鉄470円
合計約3.7万
船はどう頑張っても節約のしようがないので仕方がありません。ジェットフォイルより高速船の方が安いんでしょうけど、ものすご~~~く船酔いしやすい、クソザコ三半規管の持ち主なので、やむを得ず課金です。
バスや地下鉄を多く使い、タクシーを使っていないだけマシだと思います。
食費
約1.6万
5泊6日の食費です。最低は0円(朝食は食べないから)、最高は1500円(4日目の夕食)です。相変わらず高級な料理に関心がありませんから、旅行先でもスーパーの割引の総菜を買って食べたりします。ちなみに、酒は最終日に佐世保で特急待ちに缶ビールを買ったくらいです。酒を飲むと起きられなくなるので。
その他入館料・お土産
約8000円
各種入館料や会社・実家・友人へのお土産です。
合計:約10.7万
なんと、前回よりも安く済んでしまいました。要因は宿泊費と食費を抑えられているから、なのですね。パック旅行だとやはり15~20万はかかるでしょう。
そろそろ旅程を立てるのがしんどくなってきましたが、久しぶりにやると楽しいものですね。またやりたいです。
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