2023/6/13(火)は長崎旅行の2日目。0730過ぎに起床です。
はじめてのカプセルホテルは割とよく眠れました。ただ、周囲の目覚まし音やら物音で、明け方目が覚めることが多かったです。起床後チェックアウト。昨晩、浴場で見かけた中国人の子どもたちは、大人に引率されていました。どういう目的で来ているんでしょうかね。
新地中華街から長崎駅前まで市電で行って、そこから蛍茶屋へ。これにて長崎市電乗り潰し完了です。
なぜか聖母の騎士幼小中高に行きました。高校生の頃、おもしろ学校名ということで知って、せっかくだし行ってみることにしたのでした。ちなみに、昨日の大浦天主堂で、聖母の騎士幼小中高の校名の由来を知りました。
それにしても、坂がキツすぎる! よくこんなところに住んでいるものだ、と思いましたが、天然の良港というのは、坂しかないということの裏返しなのですね。「神戸みたいな文化的な横須賀」ってところでしょうか?横須賀も人口減少が著しいですけど、長崎もきっと同じような事情なのでしょう。
蛍茶屋電停まで戻って眼鏡橋へ。日本三大がっかり名所らしいのですが(オランダ坂という説が強い)、期待してなかったのでそれなりでした。修学旅行らしい関西弁が聞こえてきました。川は鯉が息絶える水質で、ぷかぷかと浮いていました。
次は知人に教えてもらったミルクセーキの店、ツル茶ンに突撃です。既に客がおり、ミルクセーキとレモンティーを注文。ミルクセーキは量が多かったですが、思ったより甘くなくて美味しかったです!レモンティーもちゃんと淹れてあってレモンも輪切り。満足です。
次に市電に乗って、孔子廟・中国歴代博物館に。入館料は660円で、割と楽しめました。明・清期の磁器がたくさんあって、これがなかなかよかったです。ついでに市旧居留地私学歴史資料館に。活水学院の資料館が市営でやっておりますという感じ。オランダ坂を下り、こっちの方が真の日本三大がっかりのようです。
歩いてメットライフ長崎本社にすげーと言いながら(BCPの一環らしい)、長崎県美術館の写真を撮り、長崎港ターミナルへ。
昼飯に長崎港ターミナル1Fで、五島うどんとおでん玉子を食いました。五島うどんは喉越しが良くて美味!2時間以上待ち時間があるので、ここまでの旅行のメモを書き足したり、ゆめタウンでスーパーやDAISOや紀ノ国屋書店を冷やかす。書店はかなり本が揃っていました。
さて、1週間以上ずっと心配で心配で仕方がなかった、船旅の始まりです。長崎港から九州商船のジェットフォイルで奈良尾港へ。ジェットフォイルにしたおかげか、全く酔わず!波がほぼなかった幸運もあり、酔い止めを飲んでまったく無問題でした。福江島近くでは左手に洋上風力発電を見かけました。天候は曇り。
乗客の95%は福江港で降りていきました。一階は私とおじさんの二人だけの乗客。ダイヤを見たところ、次の便は長崎の滞在時間がこの便より1時間40分長いのに、寄港先が奈良尾→福江の順だから、奈良尾まで70分で着きます。わざわざ130分かかる便を選ばないのだろうということですね。福江港からは二十数人乗ってきました。
かくして、中通島(新上五島町)の奈良尾港着です。ここで荷物を整理していたら、下船時に黒いポーチと炭酸飲料を席の前の網に忘れてきたことに気づきました……。黒いポーチの中には薬(酔い止め・皮膚の薬・整腸剤などなど)とアイマスクと歯ブラシと耳栓とS字フックが入っていたはずです。どれも高いものではないがショック。
奈良尾からは宿のある有川まで、シャトルバスで向かいます。
ところが、シャトルバスの運転手に宿名を告げたところ、「えーそこかよ、飯食う店なんてねえよ」といった話をされ、おいおい下調べとは話がちげーぞ、ということで国道沿いのドラッグストアで下ろされ、そこで食えそうなもの(と酔い止めの薬)を買って、本日の宿のゲストハウスにチェックイン。
ところが、オーナーのお父さんにシャトルバスでの話をしたら「そんなことないんだけどね…」みたいな話をされました。普通に食事ができる店はあるよ、とのこと。しかもそんな私を見かねて、有川港までの道を車で案内してくださいました。
ということで、夕飯はお父さん紹介のお店。ラストオーダーギリギリに電話して確認して夕飯を食べます。モツ炒め定食でしたが、明日の長距離運転が控えていることと、立て続けにトラブルが起きたことですっかりパニック、緊張状態で味は覚えておりません……。
ゲストハウスに戻り、状況の確認とシャワーと手で洗濯をして、自分のベッドの横で干します。ずっと明日の運転が不安で緊張していました。ゲストハウスも人の気配が全くなく、ドミトリーで一人ぼっちなので、全くもって不安でしかたがありません。
ドラッグストアで買ってきた、夕飯になるはずだったもの(サラダチキンとかチーズとか)を食べながら、この日のメモを書きます。旅行はあくまでも楽しむのが目的なはずなのですが、どうもこの旅行は常に何かに追われている気がしていました……。
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