ダイエットについて書きましょう。思ったより筆が乗ってしまったので、分割してあります。
といっても、おそらく有益な情報はほとんどなく、夢も希望もない内容となっています。
「インよりアウトが上回れば痩せますよ」という、非常に当たり前のことだからです。
私の体重遍歴
いわゆる「太れないタイプ」でした。
体重の変遷を書くと、身長は高校生で止まりました。
その頃は過敏性腸症候群に悩まされたこともあってか、180cm台にも関わらず、体重は63kgを超えることはほとんどありませんでした。
下手したら60kgを切ることすらありました。
大学に進学してもその傾向は変わらず、65kg前後を行ったりきたりという形。
「食べても太れないんすよ〜」という話をしたら、女性陣の怒りを買い、「25を越えたらマジで痩せなくなる」という脅迫を受け笑っていました。
二郎系の大盛りを食べた帰りにスーパーカップとコーラをコンビニで買いこみデザート、という暴虐をやっていた時期です。
これでも、全部下痢で排出されてしまうので、エネルギー効率という点では燃費が悪すぎる、という感想です。
今考えてみると、部活で自転車をやっており、その他もメインの移動手段がママチャリだったので、日常的に有酸素運動をやっていたのが体重減少に寄与していたのだと思います。
バイトも結構運動量がある仕事だったので、そこも良かったのだと思います。
その後大学院に進学します。
部活を引退し、バイトもやめ、運動の機会がめっきり減ります。
ここで体重がどーんと増え、70kg台前半をうろちょろします。
在学中に上京します。そして就職。
するとまあ、東京では自転車に乗らないんですね、これが。
今まで通学はママチャリだったのが、駅まで歩いて、電車に乗って、地下鉄に乗り換えて、また駅から会社まで歩き、という典型的なサラリーマン。
延々とそれの繰り返しですから、有酸素運動をする機会というのが生活で全くない。
それどころか勤め人のストレスで酒量が増える以上に食い意地がはってしまい、あれよあれよと体重は増え、ついに1年目の冬には78kg(!?!?)という見たこともない数字を叩き出します。
さすがにこの時は年貢の納め時というか、「おれもいよいよダイエットをしないといけないな」と決意します。2019年正月のことです。
そこから、まあそれなりに努力をして、1年間で10kgの減量に成功します。
その後2020年はステイホームのせいもあってかリバウンドをしてしまいますが(それ以外の重大要因があり、それに気づいてはいますが、ほとんどの人には当てはまらない特殊要因なので割愛します)体重は73kg付近で推移。
ところがなぜか、2020年後半から、体重がするすると落ちていって、落ちていって、現在の60kg台後半に至ります。
私の身長の適正体重は73kg前後なので、ここで上半身の筋肉をつけると女性の理想の体型、という形になるのですが、筋トレは結局挫折したまま、という形です。
ダイエットのコツ
体重遍歴が長くなりました。
ダイエットのコツですが、まず、男性と女性ではそもそもの前提が違うので、ここに書くことは当てはまらない可能性が高いです。
女性はそもそも出産という重大機能があります。
妊孕力を高めるために、必然的に脂肪がつきやすい身体になります。
そもそも、遮光器土偶とか見ると、現代のモデル体型というのはあくまでも限られた時代の限られた空間における流行に過ぎないのだなあ、ということを思わされます。
繁殖に関していうと、どう考えてもガリガリよりふくよかな方が有利ですからね。
さて、また寄り道してしまいましたが、要点は冒頭に書いた通り、「インよりアウトが上回れば痩せますよ」ということになります。
つまり、食事によって得られる摂取カロリーを、運動などの消費カロリーが上回れば痩せますよ、というごくごく当たり前の話となり、楽して痩せる、というのはまぁ無い、ということになります。
「そんなのわかってるよ、それができないから困ってるんだ」ということと思いますが、ここには但し書きがいくつもつきます。
それは、
「ただし、続けられればね」
ということです。
だいたい、なんでもそうですが、継続は力なり、というか、短期間で急激に痩せるとその分リバウンドも激しいです。
よく俳優さん(これは男優も女優も含みます)が役作りのために激痩せした後、リバウンドで激太りしてしまう、なんて話を聞きます。
職業上の都合上、自己管理を一般人より求められるプロですらこうなのですから、体重によって職業上の影響を受けることが少ない我々一般人はなおさらです。
また、長期間ゆっくりと痩せていく手法にはメリットがあります。
それは、リバウンドしにくく、体質をゆっくりを変質させていく、という点です。そのためには、継続、少なくとも3〜4ヶ月、という形になります。
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