ブログとテキストサイト漁りが楽しい

2021-07-30

IT 生活

Twitterに耽溺するのをやめてから、空いた時間を読書とグランブルーファンタジーに充てています。

ですが、それ以外にもいろいろなことを再び始めるようになりました。


その一つがブログ・テキストサイト漁りです。


ふとしたことから偶然見つけたブログ・テキストサイト、特に5年以上更新があるものは、その人の人生というか人となりというか、日常を切り取った形になっていて面白いです。


最近見つけたのは、もう古希を目前にしていながら、私よりもずっとLinuxやらPCに精通している男性のブログです。

老化で思うようにならない頭と身体をいなしながら、それでも一定のペースで読書紹介をしたり、山歩きや自転車の記録を記したり、はたまた新しい端末を買って遊んでみたり、と背筋が伸びる思いというか、頭が下がるというか。


こういうのは探そうと思って探す、というよりはむしろ偶然検索で引っかかる、というのがほとんどです。

上記の男性のブログも、オードリー・タン氏がスマホを使わない、というのを調べたら偶然引っ掛かりました。


こういうのを考えると、時事ネタをブログに書くとそれで引っ掛かってくれる人が多少はいるのだな、ということを思わずにはいられません。


こういうブログやテキストサイトの素晴らしいところは、個人の(仮想)人格がはっきりしていて、さらに過去ログを検索するのが極めて容易、というところです。

カテゴリ分けも個人によるものですが、しっかりとされていて検索性が高い、というのが素晴らしいです。


最近のマイブームは、いわゆる早期リタイア、それもよくあるコンサルなどの高給で1億以上貯めてやめる、というやつではなく、普通の会社員を辞めてセミリタイアorリタイアする世捨て人タイプの方のブログ、あるいは定年退職した人のブログです。

これの後者は、私の父親が今年定年退職したというのも影響としてはあるでしょう。


こういうガツガツしていない、いわゆる隠遁者の意見というのは、企業人としてのギラギラさが薄まっていて好ましく思います。

昨今の広告とか企業案件YouTuberとか何でもかんでも押し付けて売りつけられる世情に対する、私自身の反抗心があるのだと思います。


そういう人たちのブログをいくつか周回していると、50代独身無職男性という、社会的な立場としてはかなり厳しい方でも(いや、だからこそ)、扶養のプレッシャーとか社会性とかポジショントークとかそういったものから自由であるからこそ、非常に見るところのある、核心をついた意見というのを書かれていることがあります。

まあ、そういうのにハマってしまうあたり、私も兼好法師とかヘンリー・デイヴィッド・ソローとか隠遁者、都の外れに住む(大自然に帰れとかそういうのではない)に心のどこかで憧れているのかもしれません。さすがに尾崎放哉ルートはやりたくないですが。


自己紹介

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sakurabar(さくらば)。1993年生まれ。修士(教育学)→中小企業でパソコンをいじる日々。ねこがすき。 お問い合わせはsakurabar0701あっとまあくgmail.comまで。 Twitter(@sakurabarss)のDMでも同じアドレスに通知が行きます。

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