「ダイエットについて(その1)」の続きです。具体的な手法というよりは、心構えについて終始しています。理由は本文をご覧ください。
プラトーの乗り越え方
ダイエットを進めていくと、必ず「頑張っているんだけど、足踏み状態でなかなか痩せなくなってしまった」という状態に入ります。プラトー(平原)です。
こうなると、気持ち的には非常に焦ります。
今まで順調だったのに、行き止まりにぶち当たったような心持ちになります。
ですが、実はこれはチャンスタイムです。
順調な、成功するダイエットは、むしろ必ずプラトーにぶち当たります。
これはダイエットに限らず、あらゆることに言えます。
私たちが期待する成長曲線というのは、線形(右肩上がりの直線)です。
ところが、実際の成長曲線というのは非線形(ぐにゃぐにゃ)です。
具体的には成長→行き詰まりのプラトー→あるところでまた成長に入っていることに気付く→成長→プラトー→成長、という繰り返しです。
この「あるところでまた成長に入っていることに「気付く」」というのがポイントです。
焦らず続けていると、いつのまにか「あれ、また成長してる」ということに気づくのです。
つまり、プラトーの乗り越え方は、「焦らず、続ける」ということになります。
この焦らず、というのができず、下手に色々なことを試してしまったり、また、痺れを切らして辞めてしまう。これがほとんどの場合です。
具体的手法?
あくまでもこの記事では心持ち、精神論に終始しています。
というのも、私はかなり精神論を嫌い、仕組みで解決、という派「だった」のですが、ダイエットというのは個人の精神や思考にかなり依存している、というのを実感したからです。
要は、いくら仕組みで痩せたところで、根本の「心持ち」が貪る心だったら、元の木阿弥になってしまうことは明白、ということです。
よく電車やら(あまり知らないのですが)TVでライ○ップの広告を目にします。
あれは、確かに効果があり、実際に痩せると思います。
しかし、非常に重要な前提が隠されています。それは「ただし、お金を払い続けている限りはね」というところです。
結局、そのサービスを辞めてしまうと元通りになってしまう、というケースは多々見られるようです。
現代医療の「とりあえず薬」の対症療法と同じく、根治療法では無いのです。
じゃあ根治療法、根本的なダイエットって何?という話ですが、私がヒントにしたのは、僧侶、お坊さんです。
お坊さんで太ってらっしゃる方って、それこそ悪徳坊主ぐらいしか思いつきませんよね?
特に若手の修行僧だと、レアな存在な気がします。
実際に、彼らの寿命は長いです。世の中の職業で宗教家の寿命というのはトップである、という研究もなされているようです。
お坊さんというと精進料理に代表される食生活や修行がクローズアップされますが、それだけでなく心持ち、というのもダイエットには大事なのではないのだろうか?ということを思いました。
さて、精神論をグダグダ垂れてきましたが、2019年、2020年後半で心掛けたのは以下のことです。
- 揚げ物は避ける。
- スナック菓子を買わない。家にストックしない。
- アルコールはできるだけ避ける。家にストックしない。
- タバコは吸わない(習慣がないからね)
- エレベータではなく、階段を使う。
- 炭水化物ダイエットのような、特定の栄養素を過剰にカットするやり方はしない。
- よく噛む
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