「スーパーマーケットについて(その3)」の続きです。地域密着型や高級スーパーにも言及します。
コモディイイダ
- カテゴリ:地域密着型スーパー
- 治安:普通
東京23区城北エリア、埼玉県川口市、さいたま市に多く展開するスーパー。
コモディイイダの歌が歌える人と仲良くなりたいです。君はニューイヤー駅伝で彼らの勇姿を見たか
よくある現金が使えないタイプの地域密着型スーパーでしたが、2020年からクレジットカードやQRコード決済に対応するようになりました。
最大の特徴は、衣料部門や雑貨部門を併設していることが多く、「とりあえずコモディイイダに行けばあるだろう」というところ。
他は……うーん、お惣菜の値引きは結構渋いです。
スーパーみらべる
- カテゴリ:地域密着型スーパー
- 治安:普通
こちらも板橋・北・練馬・川口と庶民の集う界隈を中心に出店しています。
最大の特徴は、雑然としているところ。所狭しと商品が積み上げられ、お惣菜もサランラップでぐるぐる巻きにされてうず高く積まれています。
また、店長の裁量が相当高いらしく、これまた昔ながらの単色刷りチラシで特売を知る、というタイプのスーパーです。
そういう雑多な手作り感が主婦の心を鷲掴みにしているかは知りませんが、こちらも最近まで現金のみでした。ようやくPayPayが使えるようになりました。
イトーヨーカ堂(ヨークマート)
- カテゴリ:大衆スーパー
- 治安:普通
セブン&アイホールディングスです。
総合スーパーの王道を征く、とりあえず何でも揃っているタイプのスーパーです。
なんといってもセブンのPBをそのまま取り扱っているのが最大の特徴と言えましょう。
私の大好きなカップ中本(蒙古タンメン中本のカップ麺)を取り扱っているというところに価値の20%くらいがあります。
商品展開は取り立てて強い分野はなく、オールラウンダータイプでしょうか。弱みがなく、近所にあると重宝します。
ヨークベニマル
- カテゴリ:大衆スーパー
- 治安:普通
イトーヨーカ堂は店舗の70%を関東圏で展開していますが、それの南東北版がヨークベニマルです。やっぱり栃木と茨城は南東北だってはっきりわかんだね
車中心社会ですので、当然広い敷地のゆったりとした店舗作り。
お惣菜もボリューミーなおかつ、店内で作っており洋食中華和食といろいろ楽しめるのがありがたいところ。
クイーンズ伊勢丹
- カテゴリ:高級スーパー
- 治安:良い
前居の近所にあったので時たま行っていました。
何てったって名前にクイーンズと入っているだけあって、単価がお高い。
トップバリュ製品でフヒフヒ言っている人間が行ったら半月で財政破綻です。
そのクイーンズ伊勢丹ですが、なんと夕方の割引率がかなり高かったりします。
お惣菜やフルーツや店内パンやその他その他が最大半額になっており、そこだけは重宝しました。
こういう書き方で分かる通り、当時の収入は奨学金頼みでしたので、余裕はありませんでした。
成城石井
- カテゴリ:高級スーパー
- 治安:やや良い
成城石井普段使いする人生になりたかった←ホンマか?
生鮮食品は取り扱っておらず、ノリとしてはお弁当を売っているお高いカルディという感じでしょうか。店名がアレから来ているのは公然の事実。
お酒・紅茶・コーヒー・お菓子といった嗜好品に大変強く、帰省時にはルミネ北千住店に大変お世話になっています。ああいうお店はどうしても地方都市にはありませんから。
とことん突き詰めたいのなら専門店に行くべきでしょうが、庶民が「お家でちょっとゼイタク」をするのにはうってつけのお店です。
ドン・キホーテ
- カテゴリ:何でも屋
- 治安:悪い〜やや悪い
ドンドンドン、ドン〜キ〜ドンキ〜ホ〜テ〜
地方ではドンキというのはグレーのスウェットにキティちゃんサンダルのヤンキー崩れの女性がたむろするというイメージが強い、という話を横浜市民にしたら「それ日本の話ですか?」と笑われました。
それはさておき、ドンキはご存知なんでも売っている、ゆかいなお店です。
自転車シャンプー洗濯機お酒焼きいも文具サイリウムからコスプレボドゲ大人のおもちゃまで何でも売っています。
そんなドンキホーテ、場所によっては貴重なスーパーであったりします。
都市型店舗だとさすがに魚の取り扱いはありませんが、MEGAドンキホーテと呼ばれる業態だと、普通に生鮮食品を取り扱っています。
本当に、ドンキさえあれば、生活に必要なものは一通り手に入る、そんな形です。
現に私の地元で一番大きい商業施設はMEGAドンキホーテだったりします。
という話をこれまた横浜市民にすると「本当にそれ関東地方の話ですか?」と大爆笑されました。つらいですね。絶対に『翔んで埼玉』見まくってやるからな
トライアル
- カテゴリ:何でも屋
- 治安:やや悪い〜普通
そんなドンキの下位互換(と言ったら失礼か)がトライアル。
九州ではお馴染みですが、最近は関東にも殴り込みをかけてきています。
最大の特徴は居抜き物件(家電量販店とかね)に入ることで初期費用をカットし、それでいてひたすら低価格を実現。デフレに苦しむ地方民の強い味方です。
ただ、私としては鮮度がかなりイマイチというイメージが強く、できれば敬遠したいところです。
大学時代に野菜売り場でドロドロのものが見切り品で売られていたり、購入した肉から腐臭がしたりと良いイメージがなく、加工食品なら買ってもいいかなあ…というところです。
マルエツ(マルエツ・プチ)
- カテゴリ:大衆スーパー
- 治安:普通
一都三県に展開する中堅どころです。
特徴がないのが特徴ですが、強いていえばまいばすけっと勃興前から、「マルエツ・プチ」という小型スーパー業態で、都内のスーパー不毛地帯に潜り込んだというところでしょうか。
ヤオコー
- カテゴリ:大衆スーパー
- 治安:普通
埼玉を中心に関東に展開する中堅どころ。
ヤオコーを知らない埼玉県民はもぐりか和光市在住埼玉都民です(和光市には2021年6月現在ヤオコーがない)。
ヤオコーもまた、どちらかというと「買い物に来るのが楽しい」「お料理を作るのが楽しい」というタイプのスーパーです。
サミットの埼玉県版、って感じでしょうか。
商品そのものはそこまで安い!というわけではないのですが、それを上回る提案力というか、そういう人的資源の強さを感じます。
浦和のパルコの地下にある店舗に行った時、それを如実に感じました。
料理って、いくら好きでもさすがに毎日毎日家族に作るレシピを考えるのは手間なので、こういうタイプのスーパーがあると、メイン購買層である奥様方は行ってしまう、という感じなのでしょう。
私はまだありがたみがよくわかりませんが(わかるようになりたいなあ)。
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