最終更新:2021年11月30日
枕営業の略語ではありません(こういうことを書くから人格が疑われるのだな)。
枕について書いていきましょう。ついでに布団も。
枕はなんでも眠れる、あるいは枕なしでも眠れるという人が非常に羨ましいです。
生物的には枕に執着する私より、特に条件がないそちらの方が優れていると思っています。
枕始め
中高生の頃から、パイプがぎっしり詰まった高めの枕で寝ていました。
元々低い枕をあてがわれていたのですが、私は頭が大きいので高い枕の方が寝やすいのです。
ちなみに、頭の大きさは普通の帽子屋だとジャストフィットがない、という感じです。
頭が大きいのって、このご時世だと足が大きいより不利益が大きい気がします。
大きいからって中身が詰まっているかと言ったらそんなことはありませんし。
大学に進学し、一人暮らしをすると自由に枕を買えるので、ニトリの安いやつを購入しました。
が、それで寝られなくなって「首の隙間を埋めるような可変のやつ、それも通気性に優れたやつを買えば良いのでは?」ということで、ニトリでそばがらを買いました(もう終売になったようです)。
これは今でも使用しています。→(2021年11月30日追記:現在はこちらを使用しています)
その後も新三郷に遊びに行った時に、IKEAでAXAGという1000円未満の安い枕を買ってそれを愛用したり、ニトリでさらに枕を買い増ししたりしていました。
枕が家に4つも5つもあるという、一人暮らしとは思えない環境にあったわけです。
不眠症になる
転期が訪れたのは2019年末です。人生一のピンチ、超絶体調不良に陥り、寝たきりになる日々が続きます。
その大きな原因の一つは劣悪な睡眠環境でした。
枕はともかく、大学時代にニトリで購入した折り畳むとソファになるマットレスを4〜5年近く使っていました。
裏返したりしてその場凌ぎをしていましたが、やはり腰のあたりがペラッペラになっていました。
こんな環境では睡眠の質が悪くなるのは当然です。
↑厚みは5cm程度の硬い板状になっていました。これではいけません。
その上、その頃は10時始業に合わせて、26〜27時就寝8時半起床というめちゃくちゃな生活になっていました。
なのに一日中パソコンとスマホとタブレットを見ているわけで、脳がオーバーヒートするのは必定でした。
さて、眠れないし、冬の賞与も出たので、急いで東京西川に行きました。
睡眠をなんとかしないとこれは本当にまずい、という判断です。
東京駅の大丸東京店でAIR SIを即決で購入し、敷きパッドも合わせてお買い上げして、宅急便だとその日には使えないので、包んでもらって担いで電車で帰ってきました。大谷翔平選手も愛用とかなんとか
マットレスに10万を即決で払ってしまうほど切羽詰まっていました。
もっと早くから検討していて先延ばし先延ばしにしていたツケを払う羽目になりました。
その後、これは枕も変えなあかんな、ということで、日本橋西川に行ってオーダーメイド枕を購入です。
今まで1000円の枕にも躊躇していた人間が、25000円の枕をこちらも即決で購入しました。
それほど不眠症はつらい、ということです。
金の力で解決できるのだったら、このくらいは喜んで払いますよ、となってしまいます。
10万のマットレスと2.5万の枕を買い、さて安眠・・・とはいかないのが不眠症の恐ろしいところ。
結局まだ不眠症は完全には克服できていませんが、枕を買ってから7〜8時間眠れる日が訪れたのは数ヶ月後です。そういうレベルの話です。
枕は買ってから何日かは非常に寝にくかったです。
枕が悪いのではなく、私の頸の形状が悪いのですね。
何日かしたら、頸が枕に合ってきてよく寝られるようになってきました。
睡眠と視力と姿勢と
全ての元凶は目が悪いことにあるような気がしています。
目が悪い
→パソコンやスマホに顔を近づけるようになる。(既に常人がかけると気持ち悪くなるレベルだが)度が足りていないと前傾姿勢になり、頸・肩・背中に負担がかかる
→無意識のうちに猫背が固定姿勢になる。無意識に食いしばりをするので咬筋(エラの筋肉)や側頭筋がガチガチになる
→さらに首肩背中が凝る
→さらに猫背が・・・
という無限ループです。
そうすると就寝時の姿勢も頚椎が不自然な形になり、自律神経も交感神経優位になるので、それで体調を崩す、というオチ。
その破綻的な形が2019年末〜の体調不良の原因の大きな一つだったというところです。
まとめ
枕はともかく、マットレスは新社会人になったら良いものを買うべきだと思います。
良い時計や良い靴、ガジェットよりも優先度高めだと思います。
私はそれが分かっていながらも手遅れになるまで先延ばしにしていました。非常に悔やまれます。
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