ウェブブラウザについて書きましょう。
ブラウザというのはかつて古の時代では、IE(Internet Explorer)というものがありました。
Web開発者になってから、IEが大変嫌われている存在というものを知りましたが、既にその前から、こちらももはや失われた(存在してますけど)Opera(!)というマイナーなブラウザを使っていました。
しかしながら、インターネットの世界をGoogleが牛耳るにつれ、厳密にはGoogleアカウントが生活のあらゆるところを支配するようになって、あっという間にGoogle Chromeを使うようになりました。
このブログ自体も、Google Chromeを開いて、Googleが買収したサービスであるところのYouTubeの音楽を聴きながら、Googleドキュメントで下書きをして、これまたGoogleのサービスであるところのBloggerというこのブログに投稿しています。
GAFAなどという語が世を席巻する以前に、既に私はGoogleにどっぷりずっぽりしっぽり嵌って絡め取られていたのでした。
しかし、Chromeに代わる(かもしれない)選択肢の存在を見つけました。この記事ではそれについても少し書いていきましょう。
Google Chrome
もはや何も語ることは無い圧倒的王者。
仕事でもGmail系と拡張機能をバリバリ使っており、もはや離れることは無いでしょう。
難点は、一時期ですがメモリをアホみたいに持っていくので、Chromeだけで何GB持ってくんですかねえ(はぁと)という感じで頭を抱えた時。
大学入学時に購入したPCを諦めたのもChromeでタブを多く開くとフリーズするからだったような。
世の中が進んでみんなSaaSになっちゃって、な〜んでもブラウザ上でできるようになっちゃったので、そりゃみんなChrome使うよねって感じ。
Firefox
永遠の2番手というか、サブで使うブラウザって感じです。
確かにメモリ消費量はChromeより少ないんだろうし、Chromeよりプライバシーは守られてるんだろうという推測はあるんだけど、あんまりFirefoxを積極的に使うメリットがないような。
仕事用のMacにもWindowsにも私用のThinkPadにも入れているけど、あんまり使うことはない。
Microsoft Edge
IEの後輩として登場。
といっても、出始めの頃はともかく、今の(2021年6月現在)Edgeは中身はChromeと同じChromiumっていうレンダリングエンジンなんで、外見が違うだけなんだけどね。
好きな方を使えばよろしい。じゃあChrome使うよね。
仕事用のMacには当然入っておらず、Windowsからも消した(w)。
Safari
Mac標準ブラウザ。おそらく最適化されているのか、Mac製品だと他のブラウザよりレスポンスが良い気がします。
だけど、なぜかモバイル(iOS, iPadOS)でWi-Fi下で使っている時に、「ページが開けません」になることが、時たまあります。
調べたらIPv6非対応ページでは?ということで、確かに、モバイルだと
- Safari→普段使いの検索やネットサーフィン
- Chrome→ブックマークに入れている、特定の企業のサイトを開きっぱなしにして、ちょくちょく確認する
という使い分けをしているので、それでIPv6非対応をSafariで引く確率が高いのかもしれません。
仕事用のMacではほとんど使っていません。
Opera
冒頭で書いた通り、中高生の頃はOperaユーザーでした。
厨二病なので逆張りをしていたのもありますが、タブとマウスジェスチャがね、使いやすかったんですよ。IEだといちいち右クリックか左上ポチをしないといけなかったので。
ですが、時代が進むにつれ、そんなタブもマウスジェスチャも普通になり、部活の同期が使っていたChromeに乗り換え、Operaは使わなくなりました。
中国企業に買収され、現在のEdge同様中身はChromiumです。現在あまり使うメリットはありません。
Sleipnir
日本企業が作っているブラウザ。マウスジェスチャが独特で、正直慣れずにインストールしたまま…
Smooz
いやな・・・事件だったね・・・
グラブルをする親友氏から勧められて少し使っていましたが、2020年12月にユーザーの閲覧情報を全て外部に飛ばしていることが発覚しサービス終了。
https://reliphone.jp/post-16195/
SkyLeap
Smoozがお亡くなりになられたので、代替としてグラブルのために使用。
前々から親友氏が推してしただけあって、普通にグラブルiOSアプリ版より挙動がスムーズでショートカットもあって使いやすい。
コピペがワンタッチなのが本当にありがたい。リロードも下スクロールでできるしね。
あ、グラブル専用ブラウザです。
Brave
冒頭で書いていた「Chromeに代わるかもしれないブラウザ」というのはこれのことです。
……ぶっちゃけ、今のWeb、広告多すぎませんか?
2019年にTV広告費をWeb広告費が逆転したことが報じられました。
つまり、それだけ企業の広告がインターネット上に散乱することになりました。
大体の企業ページは右か左に広告、上にも下にも広告、誤タッチを誘おうとしか思えない悪質なスクロール広告、YouTubeを見れば「日本のスマホ代は高すぎる!」「楽◯カードマァァァァァン!」と大絶叫の広告、Twitterをやっていても広告広告広告、LINEを開いても広告、そもそもGoogleの検索結果すら広告です。
Googleというのはもはや世界最大の広告屋さんです。
一年間で広告で3兆円以上売り上げています(YouTubeを除いても!)。
そんな広告ばかりのWebに嫌気がさしてくる人というのは多いのではないのでしょうか。
テレビCMが嫌で、番組自体も露骨な電○博○堂汚染でなりたっているのが嫌で、Webを見るようになったのに。
アングラで「自由」な空間のはずのWebが、いつのまにか広告まみれになってしまって。
というか、もはや広告収益がWeb屋さんやメディアの収益源となり、その帰結がPV至上主義と炎上商法と過激なタイトルと不安を煽る手法です。
そんな広告を全面的にカットできるのが、このBraveというWebブラウザ。
他のブラウザにも広告カット機能はありますが、Braveは広告全面カットがそもそも標準機能です。
その代わり、Brave独自の「控えめな」広告がそっと表示され、これすらも設定でカットすることができます。
すごいや、天国じゃないか!?(本当はこれが当たり前なんですけどね)
広告をカットすることで、無駄な通信量を削減することもできます。それでパケ死回避率も高まります。
ただ、難点は当然あります。
Brave自体も、しょせん一つのプラットフォームに過ぎず、例えばBraveが認めた広告配信業者の広告はホワイトリストに入れて通過させるとか、そういう感じになったらちょっと残念ですね。
あとUIが割と使いづらいしクラッシュもChromeより多い気がする。
ちなみに、Braveを調べていたら、Adguardや280Blockerというアプリがあるらしいので、そちらも選択肢としてちょっと試してみて、また記事にしたいと思います。
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