携帯の話をしましょう。
端末そのものは、高校時代は3年間いわゆるauのガラケー、その後3年間ソフバンでiPhone4S、auに戻ってiPhone6、そして2019年iPhone XRに切り替えた、という形です。こちらはnoteにまとめてあるので、そちらを参照してください。
https://note.com/sakurabar/n/n3b59e70d7d03
ということなので、この記事では特に回線の話をすることになります。
大学院に入ってスマホ代を自分で持つようになって格安SIMに切り替えとなりました。
で、色々会社を検討しましたが、mineoにしました。何でこれにしたのかはよく覚えていません。
回線もdocomoではなくauを契約していますが、それは当時使用していたiPhone6がauで購入したものだったからです。
本当はどう考えてもdocomo回線の方が良いのですが、面倒で変えずにいます。この記事書いてたら思い出してきました。
各社回線の違い
色々ネットの記事をググってみればわかると思いますが、あくまでも私見を書いていきます。
docomo
やあやあ我こそは逓信省からの流れを汲む日本電信電話からのDo Communications over the Mobile networkなるぞ!
今も実質的に半官半民でNTT本体に買われちゃいましたけど、そこが強みでもあり弱みでもあり、田舎でのカバー率は他社の追随を許しません。山登りとかアウトドア趣味の人は、昔から必ずdocomo回線使ってます。
裏を返せば他国と比べて高い携帯料金によってそういった田舎のカバー率は支えられているという考え方もありますが、それをどこまで企業努力というかですわね。
こういう公益性の高い企業の考え方は難しいです。
親方日の丸で殿様商売という感じがありましたが、ahamo出してきた時は「えーっ」という感じで驚きました。
他社もそれに習う感じがいかにも寡占って感じで良いですね。
au
KDDIの前ってDDIとKDDとIDOって会社があってそれが一緒になったんだよって今の若い人(30歳未満)はわかりませんから気をつけましょうね。
長らく使っていますが、可もなく不可もなく、まぁ「永遠の二番手」です。
docomoはみんな使ってるからヤダ、あるいはNTTグループに親を◯された、みたいな天邪鬼逆張りクソ野郎でもない限り使わない気がします。
あ、メリットといえば、docomoより相対的に金融への進出がうまくいっているので、au Payにしてauひかりにしてauでんきにしてみたいなau経済圏の民草になるというのはアリです。docomoが自滅し、楽天が回線事業へのじゃぶじゃぶ穴の空いた資金投入で楽天経済圏が改悪しているので、狙い目かもしれません。
ソフトバンク
柔らか銀行。東日本大震災の時はひどかったですね。
大学進学後に契約したのがソフトバンクだったのですが、コンクリ建ての建物内で全く使い物にならず、友人のdocomoやauは使えていたので、ひでえなあ、と思っていました。
今では田舎ではauと並んでおり、また都市部を中心に増強中ですので、使い勝手はauと変わらないのでは?と思います。ここ数年で一番伸びてきていると思います。
また、回線以外も好調で、PayPayを筆頭にヤフー経済圏を構築しつつあります。
楽天モバイル
先述の3社の寡占を打倒する意気や良しですが、まだまだ検討に値しません。
YouTubeの広告で何度米倉涼子のあの「日本のスマホ代は高すぎる!」の大声でビックリして、罵りの言葉を空気に投げかけたことか。
都市部は自社回線網を構築していますが、少し田舎に出ると2021年6月現在、パートナー回線といってauに間借りしている状態のところが多いです。
このパートナー回線、恐ろしいことに「高速データ容量5GB/月超過後は最大1Mbpsで使い放題」、つまりパートナー回線エリアで月5GB超えると、自動的に1Mbps未満のクソザコ回線に成り下がるというわけです。
こういう表示はベストエフォート(運が良かったらこのくらいの速度がでるかもね)なので、楽天回線エリアでない田舎住みにとっては、まだまだ考慮に値しない、ということになります。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/un-limit/detail/
格安SIM
現在契約しているのはmineoです。
mineoの良いところはフリータンクという制度です。
これ、回線容量が余ったらフリータンクというやつに入れられて、なおかつ毎月20日以降に最大1GB回線容量を無料で引き出せる、というものです。
ただし、「これまでフリータンクから引き出した容量がフリータンクへ預けた通信容量を上回る場合」、残り容量が500MBを下回ってないとだめよ、という条件があります。
つまり、1GB回線は実質2GB、5GB回線は実質6GBというわけです。
デメリットは・・・
「通信の最適化」問題で炎上したことがありました。
これ、詳しくはこちら(http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20180504.html)を読んでいただきたいのですが、ようは「優良誤認表示」であり、本文を引用すると
「すごく綺麗な絵を描いてウェブサイトに置いてギャラリーのみんなに見てもらうというときに、自分が見ている絵と、ギャラリーに見える絵では違うということが起き得るわけです。劣化したものを見たギャラリーが、「うわあ、何、この絵、ひどい。こんなので自慢するなんて恥知らずね。」という声が上がったりしようものなら、それはもう、大いに著作者人格権を侵していますよね。誰が侵害しているかといえば、通信内容を改ざんしたキャリアですよ、というお話」
です。
実態としては動画のストリーミングのように、帯域を圧迫するものに行われることが多いようなので、Wi-Fi接続でしか動画を見ない私にとってはどうでも良いのですが。
あとは、平日昼間がつながりにくいことがあるようです。
「あるようです」と伝聞なのは、私自体は大体平日昼間はPCの前にいて、スマホを使うにしてもWi-Fi接続なので不自由がないからです。
他の格安SIMと比べても、フリータンクやらパケットシェアなどのサービスを標準装備しているので、若干割高という面があります。
その分、コミュミティが活発(ちょっと気持ち悪い投稿も多々ありますが)というメリットもあるようです。
現況と展望
現在はmineoのAプラン5GB音声通話を利用しています。
auにこだわる理由もないのでDプランに変えようと思いますが、そもそも一年間に電話を数回しかしません(友人との長電話はLINE通話やFaceTimeなど他サービス)。
またahamo騒ぎで3GBから5GBに強制的にスケールアップ&値上げしましたが、Ingressをしなくなって正直持て余しているという現状があります。
Ingressをやっていた時は毎月のようにフリータンクから1GBを引き出していたのですが、今はフリータンクの存在をしばしば忘れています。その程度には回線を使っていません。
また、mineoにしたのも、先述の通り、当時au回線の選択肢があまり無かったからというものもあります。
今やSIMフリー端末なわけですし、auにこだわる必要も無くなってしまいました。
OCNモバイルあたりにしてさらにコストカットを図るのも手かなあ、とぼんやり考えています。
→今見たらOCNモバイルONEの方がよっぽど条件いいじゃねーか、何だこれ、OCN光とセットだとさらに安くなるとかやべーな、やっぱりコム様の犬になってNTT最高!の讃歌を歌うか
関連して光回線の話もちょろっと書きます。
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