散歩をしていたら、一日中雨なのにそのタイミングだけ何故か雨が止んで、逢魔が時の魔がさしそうな薄暗さの空を雲が覆っている様が幻想的でした。
特に人文系のご年配の教員は「不易流行(ふえきりゅうこう)」という言葉が好きです。
ググって出てきた三省堂新明解四字熟語時点では、
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。
とのことでしたが、大体人文系の教員がこのセリフを言ったら、「流行になんかついていけねえよ、だから昔からある「本質」の俺のいうことを聞け」という意味です。
これは別に非難ではなく、確かに時の流れというのはあらゆる試練にの中でももっとも過酷なものです。
とはいえ、この「不易流行」という言葉が出てきたら、「ああ、新しいことには対応しませんよ、って意味なんだな」ぐらいに軽く受け流すのが吉、という話です。
最近読んでいる、古き良きHP(2021年なのにHPの拡張子が.htmなんですよ!)があるのですが、簡潔な言葉で時流を斬っており、こういう人が細々と生き残っているからまだまだ世の中捨てたもんじゃないな、と思うわけです。父より年上の60代の方なんですけどね。
不安や恐怖を煽った割には、肝心な時には何一つ有効な手立てを示せない「知識人」「言論人」にはがっかりしており、その対極として、特に「経済人」や「個人投資家」や「(主流から離れた)医師」がかなり的を得た意見を述べられているなあ、と思うことがあります。
いつも概念をこねくり回して考えてばかりで脳が焼けちゃっている、あるいはメディアやSNSでアジテーションして信者ビジネスをやっているだけの人と、「職業人」の違いかなあ、と思いますが、共通点はまだ良くわかりません。
髪の切り時のようです。目安としては、
- ドライヤーで乾かす時になかなか乾かず、「めんどいなあ」となった
- 前髪が目に入る
のどちらかあるいは両方を満たす時です。
Twitterを離れて1ヶ月くらい経つのですが、個人的に恩義を感じている人とは何らかの形でコンタクトを復活させたいなあ、と思っています。
DMなどが行くかもしれませんが、ご容赦くださいませ。
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