最終更新:2021年9月15日
タイトルの通り、湯シャン(シャンプー剤を使わず、お湯のみでシャンプーする)を試みて失敗した話です。
科学主義信奉者が無理になった日
数週間前だか数ヶ月前だか定かではありませんが、「Togetterの赤字コメになることが人生の全てというか、科学の衣をまとっていれば相手をどれだけ意見で殴ってもいい、みたいな人が無理すぎる」というようなことを書いた記憶があります(確認する気もない)。
これについては「科学主義について」という記事で後日改めますが、要は「科学主義至上主義者」「エセ科学を潰すためなら何をやってもいい」「データ至上主義で脳が焼けちゃっている人」が無理になった、というところです。
単純化されたデータが全ての価値判断の基準になってしまっている人たちに「あ、無理」という感想を抱きました。
そういう人たちへのアンチテーゼが半分、あとはかつての自分がそれだったという過去の自分への同族嫌悪が半分、ということで、「Togetterの赤字コメになることが人生の全て」みたいな人たちが嫌がりそうな、エセ科学と称されるものをあえてやってみよう、という謎の反発が芽生えました。
湯シャン、失敗
ということで、やってみたのが、掲題の通り湯シャンです。
これ、一定数の信奉者がいるらしく、実際に結果を出している人がいるようです。
経皮毒、なるものは「いや〜それは厳しいんじゃないんすか?」という意見ですが、シャンプーの頻用は必要な皮脂を洗い流しすぎる、というのは確かに納得です。
ですが、この湯シャン、冒頭に書いた通り失敗しました。
私は乾燥肌。冬の最もひどい時期はニベアですら効かず、皮膚科のあのキャップがピンクのやつで何とかひび割れを防いでいました。
そんな乾燥肌の私ですら、湯シャンに1週間で挫折した、ということですから、相当人を選ぶ手法なのだろう、と想像できます。
湯シャンのやり方としては、
- やや熱めのお湯に浸かってブラッシングする
- シャワーではなく、湯船に入って髪をひたしてよく洗う
という感じです。
当然、お湯が汚れますので、一番風呂とかでやると非難轟々なので気をつけましょう。
さて、この湯シャン、最初の2〜3日はよかったのですが、さすがにそれを超えてくると、気になることがあります。
一つは、臭いです。
湯シャンをはじめるにあたり、いくつか記事を読んではいたのですが、さすがに3日を超えてくると、特に枕から「ぷ〜ん」と人の脂の匂いが漂ってきます。
あれです、中高生の頃に嫌悪感を示していた、父親の枕からする「加齢臭」のそれです。
湯シャン推奨ブログには「気にならない」とありましたが、さすがに自分でも気づくレベルなのでこれはちょっと問題では?という感想です。
もう一つは、やはり皮膚への違和感です。
確かに、乾燥に起因するかゆみは抑えられてきましたが、その代わりに脂のベトベト感がかなり気になってきました。
たしかに、毎日髪を洗わないというのが人間本来の姿であり、毎日入浴して洗髪するのが人類有史から見て、ここ数十年の特定の国家でのみ実現できる特権的な行為であることは認識しています。
ですが、それにしたって、いくら人に会わない引きこもりでもこの匂いと脂はちょっと社会性に問題がありますよ、という。
ということで、湯シャンは1週間で断念し、シャンプーの量を抑え目にしたり、汗をかいていない日はお湯でよく洗うだけにするとか、湯シャンではなく低シャン戦略に切り替えました。今のところは快適です。
おまけ
この記事書いてて思ったんですけど、「面倒くさいから毎日は風呂・シャワーに入らない」という人が老若男女問わず一定数いることが驚きでなりません。こういうのって育ちの問題なのでしょうか?それともパーソナリティの問題?
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