タイトルはこれのことです。
相変わらず一日中雨なので、買い出しと外食以外はずっと引きこもって本を読んでいました。
昼食に行ったら、父親母親子供3人におばあちゃんという構成の家族連れが来ていました。
オーダーを終えると、おばあちゃんをほったらかしにして、父親・母親・子供・子供・子供、と五人ともスマホに釘付けで全く会話なし。
しかも全員同じような眼鏡で、同じように首を下に傾けてスマホに一心不乱に向かう様。
異様な光景で、「現代社会の末路やね」という気持ちになりました。
私は最近スマホを持ち歩かずに外出することが増えて来ており、この食事にもスマホを持って来ませんでした。
と書くと、「スマホの意味ないじゃん笑」となりますが、そうなんですよね。
悲しいかな、有用な着信はせいぜい「年に」5回あれば良い程度。
そもそも、緊急に返信しないといけないようなことなど、交友関係が極小で勤め人の独身男性には滅多にありません。
友人とのメールとLINEも、朝起きた時と夜寝る前の一日2回にチェックすればそれで十分。
現に、iPhoneのスクリーンタイムも、ここ最近は毎日1時間未満、という日がほとんどになりました。
その1時間というのも、
- 朝夕のメールチェック・LINEチェック
- テクテクライフの塗り
- 写真整理
- 家計簿アプリで家計簿をつける
- スクリーンタイムの確認
で終わります。
写真の整理は、「うわ、こんな写真撮ってたんだ。なつかしーっ」と思いながら、1枚1枚吟味して消しているので、時間がかかります。
Twitterのアプリを携帯端末から消して4週間。まだまだ依存症の治療は途上です。
話がそれました。
以前、会食の時にスマホを出さないでいたら、「いや、遠慮しなくてもいいから、自由にやってよ」と言われ、先方はスマホで色々やりながら会食を続けられました。
ですが、私はせっかくお時間を頂いているのにスマホを見ながら会食をするのが大変失礼と考えているので、必要に迫られないと、というかよほど仲が良くても一時的にやるという程度です。
2018年だったか2019年だったか、とある女性といわゆるサシ飲みをした時、その方はずっとスマホから手が離れず、終始机の上にあって、スマホ依存症だった私ですら「うーん……この人は取引先ともこういう感じなんだろうか、それとも気を許しているからこういう感じなんだろうか、でもこれってこの先親密になったらずっとこういう感じなのかな」と無駄に悶々としてしまったことを思い出しました。
世の中のルールが変わって来ているのか、数年前だったら食事時にスマホを出したら上役から引っ叩かれても文句は言えない、という感じでしたが、変わりましたね。
就職したての頃は、結構本気で「スマホで時間見れば良いから腕時計とかおっさんの思考じゃね?」と思っていましたが、「少しの事にも先達はあらまほしき事なり」ですね。
私がスマホからだいぶ心が離れてきているからなんでしょうけど、もはや「心ここに在らず」みたいな人がすげー増えたなあと思います。
私もその一人「でした」と、躊躇なく言えるようになりたいものです。
スマホをいじっている時間が減った分、必然的に本を読む時間が増えたわけですが、長時間本を読む姿勢というのに苦慮しています。
マットレスにうつ伏せで読むやつ、ほら、フィクションの描写でよくあるあれ、どう考えても首肩に悪いんですけど、在地が和室なのでそれが一番楽なんですよね。
背筋を伸ばすのが良い、というのはわかっているのですが、大正時代の文士とかどうしてたんだろうか。
毎日21時にブログ記事を自動投稿していましたが、そろそろストックも切れてきたので、これからは投稿されない日がちらほら出てくるかもしれません。
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